2021年の妄想ブログ:
ETC2.2や自動車間通信がかなり普及してきた。これにより、交差点死角からの自動車接近や、もうすぐ信号が黄色になることを歩行者に知らせる装置の開発が行われるようになった。
最初は腰につけるタバコ箱の大きさの無機質な装置で、状況時に応じて警告音が鳴るようなものであった。しかし、何が危険なのかわかりにくいため、評判が悪かった。そこで、「交差点左からクルマが接近しています」というような音声案内をするように見直したが、周りにも聞こえるような大音量だったので、恥ずかしいということでやはり不評だった。
一方、ETCや自動車間通信だけでは対応していない信号やクルマもまだ多くあるので、カメラやマイクを使って、映像や音から信号やクルマの接近の検出機能も同装置に盛り込むことが検討された。
その結果、カメラ、マイクのほか、音声案内用のスピーカーを組み込んだ別装置を肩の上に取り付けるのが良いということになった。これならばカメラの位置として適切だし、小さな音量の音声でも十分利用者に危険を伝えることができるからた。そして、作られた最近の試作品が「肩乗り初音ミク」だ。しかも、二頭身デザインのぬいぐるみタイプだ。
なぜ、そこで小動物やオウムではなかったんだというツッコミに対し、この製品のターゲットである子供が親しみやすいようにというメーカ側のコメントだが、どうみても大きなお友達がターゲットのように見える。しかし、実際使っている様子を見ると、例のアノ声の「あぶないよ」とか「クルマが左からくるよ」というセリフが妙にマッチしていて、オウムでなくて良かったと思える説得力があった。
それにしてもこの見た目だと、そのうちこの危険警告の機能に加え、スマホと繋いで日常会話もできるように進化しそうな感じがしますね。そうなると、今にいろんな「二次元嫁」のデザインの装置が出てくるかも。ただし、本当に子供向けを目指すならば、女子向けならば少女アニメ系のマスコット(魔法系小動物)、男子向けならば小型ロボットのデザインでしょうね。
といろいろコメントしたい試作品ですが、装置そのものは良さそうなので、早く製品化して欲しいですね。