2022年の妄想ブログ:
犬とのコミュニケーションは有史以来、人類の大きな課題であった。2002年、音声による犬とのコミュニケーションに革命を起こした「バウリンガル」はイグノーベル賞に輝くほど画期的であった。。。と書くと大げさだが、ここ20年くらい特に大きな変化はなかったが、最近になって急激にいろんな製品やサービスが出るようになった。
先ずは音声だが、AlexaやGoogle HomeなどのAIスピーカーがついに犬に対応! とは言っても音声で細かい意思を伝えれるわけではない。犬が吠えると、その声をトリガに、取り付けられた位置センサで部屋の中の犬の位置を判定。もし、給水機の前では水が、フードディスペンサーの前ならばエサが出てきて、テレビやエアコンの前ならばそれぞれの機器のスイッチが入るというものだ。特にエアコンについては、センサが犬の体温をチェックし、その状況を見て、エアコン温度を微調整する機能まで付いているのだ。
次に犬の頭部に取り付け可能なアクションカメラだ。これにより散歩の様子を動画で録画することもできるが、散歩の途中で長い間犬が眺めている景色や人物、花などを自動で写真を撮影し、SNSにアップする機能もついている。とは言っても、飼い主以外は見ることがないSNSだろうが、飼い主にとっては犬がどんな気持ちで散歩しているのかを知ることができるということで好評のようだ。ただし、一部、自分よりもエサをやっている他の家族ばかり見ているとかで、家庭不和の原因になるとか。。。
最後にLINEアプリとコラボした犬用ロケーションサービス。犬と散歩のために家の外に出ると、飼い主のスマホアプリから、近所の犬仲間のLINEアプリに散歩開始を通知。以降、今どの辺にいるかを、みんなのスマホアプリの地図上で確認することができるのだ。もちろん、LINEアプリで散歩に合流することを伝えることもできるのだ。
という感じで、独身者も増えたこともあり、平成時代を経て、昔以上に重要なパートナーとなった犬。彼ら・彼女らに関する製品やサービスが、今後も続々増えていくのでしょうね。
で、来年あたり、そろそろ犬と対極をなす「猫」に関する製品やサービスもドカンと出てくるかも。。。これはこれで楽しみだ。