未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)郊外住宅地リバイバル

2028年の妄想ブログ:

昭和の時代、郊外の小高い丘に新しく住宅地が造成され、ニュータウンとして大々的に売り出された。都市部に比べ、庭が広く、日当たりが良いということで多くのサラリーマンが購入したが、平成になって、やはり職住一体の方が便利と、タワーマンションの大規模分譲もあり、都市回帰が進んだ。一方、郊外住宅地を購入した人たちも高齢化とともに坂の上り下りがきつくなり、家を手放す人が増えたため、ニュータウンは名ばかりで、ゴーストタウンと化してしまった。

しかし、そんな郊外住宅地がまた最近見直されるようになった。その理由のひとつは人気がなくなって土地が安くなったこと。もうひとつはミニコミュニティーバスの増加や歩行を補助するパワーアシストスーツの小型化、低価格化による普及で坂が障害でなくなったからだ。

坂の問題が解決されば、日当たりが良く、近くに雑木林など自然に囲まれたこの郊外住宅地は、生活条件としては非常に良い土地だ。子供が独立した50から60代の夫婦を中心に、第二の生活の場ということで一気に人気不動産となったのだ。

不動産購入者の6割はリフォームだが、4割は新築で、吹き抜けリビングに暖炉、ガラス張りサンルーム、天体観測用の屋根裏部屋など長年の夢をかなえるケースが多いとのこと。子供部屋が不要な分、思い切ったことができるようだ。まだ、クルマを持たない家も多く、そのスペースを家庭菜園にする人が多いようだ。

初夏には、家庭菜園で庭仕事を終えた後、鶯が鳴く山の新緑を見ながら、ビールを一杯。かなり、憧れますね。。。