2019年の妄想ブログ:
YouTubeでテキストがスクロールするタイプの動画を見るが、ほとんどはどこかのパクリ記事だとか(またはパクリ記事のまとめサイトの転載=パクリのパクリ?)。簡単に作れて、しかもキャッチーなタイトルとタグを付ければ、検索でヒットし広告収入が狙えるということで一部の善良でない市民の間で流行っているとか。
これに対して、テキストではなく、ニュースやまとめ記事を読み上げた動画アップ(録音データアップ)が流行りだしているそうだ。これは、元々YouTubeに細々とアップしていたのだが、AlexaやGoogle Homeで広告掲載アプリ(スキル)が解禁になり、音声コンテンツとして稼げる市場が広がったためだ。
もちろん、最近はAIによるテキスト読み上げ機能を使って、音声コンテンツもテキストデータから容易に作成することが出来るが、人が読み上げた音声のみに限定しているアプリrtuber(radio-tuber)が特に人気のようだ。現時点ではAIよりも聞きやすいということと、手間がかかる部分、厳選された良いコンテンツがアップされるということが人気の理由らしい。
投稿されるコンテンツは、ニュースや天気予報から、時事解説、小説、個人のブログ記事と様々である。さらに、話し方も様々で、淡々と話す人も入れば、DJ風に紹介する人もいる。正に誰もがラジオパーソナリティーになれるアプリサービスである。
また、このアプリのルールとして自作のオリジナルテキストでない場合は、最初と最後に出展元のサイトや書籍名の提示は必須で、さらに元記事サイトと広告収入がシェアできるように登録したり、元記事サイトの専属読み上げ師としての契約を取り持つなどの著作権問題を回避するような仕組みは用意されている。それでも、一部はかなり黒に近いグレーで一部文章を変えただけでオリジナルとしてアップしているものもあるとか。