子供だった70年代の海外を紹介する番組として、印象に残っているのは「驚異の世界」と「兼高かおる世界の旅」ですね。
当時の自分のイメージとしては「驚異の世界」が文明未発達国、「兼高かおる世界の旅」が文明国を紹介する番組だと認識していました。(実際は、そんな区分けじゃないですが)
そして「驚異の世界」は解説が難しく、教育番組の要素が強かったのに対し、「兼高かおる世界の旅」は水戸黄門のナレーションでお馴染みの芥川隆行さんとの掛け合いもあり、ちょっとだけエンターテイメント性がありましたね。
また、説明字幕が英語だったり、兼高さんが流暢に現地の人と英語を話している見ると、日本人の製作した番組なのに、どこか異国の香りがする番組でしたね。
さらにエンターテイメント性を重視した「なるほど!ザワールド」が始まるまでは、この番組が海外を知るための、子供でも楽しく見れる唯一の番組でしたね。