まだ携帯電話が普及する前の時代、友人への電話は家族のひとに取り次いでもらうことが前提だった。
異性の友人に電話するときは、恋愛感情のない友人でも、父親が出ると緊張したものだ。
また、家族あての電話に出ることもあったので、適切な敬語ではなかったかもしれないが、
自然と電話の受け答えを、あの緊張を経験することになった。
よくニュース記事などで、最近の社会人一年生の新人がオフィスの電話が怖いとか報じられているが、
生まれたときには既に携帯電話が普及していて、こんな経験をしたことのない20代の若者がそう感じるのは
仕方ないことでしょうね。
(マウンティングおじさんをターゲットに、これをネタに「最近の若者は」と言わせて、
留飲を下げさせるためのニュースかもしれませんが)
で、ちょっと調べたら、こんなAlexa(AIスピーカ)用のアプリサービスがありました。
Alexaスキル:電話対応練習
レビュー件数を見ると、まだそれほど利用されていないようですが、
マナー教室などで、たどたどしい恥ずかしい姿を人に見せて練習するよりも、
抵抗がなくなるので、良いサービスだと思います。
(レビューにあったように柔軟性のない自動応答なので、若干使い勝手が悪いかもしれませんが)
今に、オフィスから固定電話がなくなるでしょうが、
あと5年は残りそうなので、こんなサービスとかで練習するしかないですね。
4月から社会人になる人、がんばってくださいと、心の中で応援してます。
(うちの部署に新人来ないかな。。。)