初代ファミコンと言えば、発売は１９８３年。
そのころのコンピュータ通信といえば、企業や研究者が行うくらいで、
電話の受話器を”乗せて”通信する”音響カプラ”を使っていた時代だ。
そんな時代の初代ファミコンで「ネット対戦」をするという動画がアップされていた。
仕組みは、一方の地点にあるファミコンを遠隔するというもの。
スマホをTV電話として、遠隔地にゲーム画像を送信。
専用コントローラを自作して、そのコントローラ操作を電気信号に変換し、
PC経由でファミコンのある地点にインターネットで通信。
その通信を受けたら、ソレノイド(電磁石)を使って自作した制御装置で、
プレイヤー２のコントローラを操作するというものだ。
動画を見る限り、大阪－鹿児島間でも遅延はあるが、なんとか対戦できているようだ。
いわゆる「技術の無駄遣い」の部類だが、非常に楽しそうですね。
