未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)本格AIソムリエ

2022年の妄想ブログ:

いくつかのインプット情報からお奨めを提示する「レコメンド(おすすめ)システム」とAIとの相性が良い。

ソムリエはワインのおすすめをアドバイスする職業だが、
数年前からAIを使ったワインソムリエのサービスは存在していた。

SENSYソムリエ

紹介ニュース記事

AIソムリエはタブレット端末を活用した仕組みで、2つの提案方法を持つ。
試飲モードでは、ワインを試飲しワインの評価を応え食べ合わせする
食品を選択するとワインを提案する。
アンケートモードでは、好きな味を選択し、食べ合わせ食品を選択すると
ワインを提案する。

これは、主にワインの店頭販売用で、ソムリエの主戦場である「レストラン」でも使えなくはないですが、
お客様の好みを確認して、本来の提供する料理に合わせたワインを提案する本来のソムリエの
スタイルからはちょっと遠いものであった。

しかし、最近になって、その本来のスタイルに近い提案ができるレストラン向けのシステムが登場。
内容はこんな感じ。(長い!)

 ・ソムリエ資格がないギャルソン(オーダーを取る人)が、タブレットの画面を見て、口頭でお客様に
  確認する利用法を想定。
 ・ワインだけでなく、料理の説明や選択にも対応。
 ・質問リストがタブレット画面に表示されるが、料理を先に選択するケースや、おすすめのワインを
  先に聞いてから料理を選ぶケースなど、いくつかのパターンが用意されている。
 ・質問に対する、回答のキーワードがいくつか用意されていて、それらを選択するだけで、
  追加の質問や絞り込まれたワインリストや料理リストが表示される。
 ・リストを選択すると、ワインや料理の写真と説明文が表示され、状況に応じお客様に画面を
  見せながら、選択いただくことも可能。
 ・ワインの写真や説明文はシステム側で提供されるが、料理リストや説明文は各お店のほうで用意
  このとき、材料や味付けなども合わせてインプットすることで、ワインとの相性を判定するほか、
  このシステムの提供元であるワインの輸入代理店から、おすすめワインを注文することも可能
 ・お客様の来店や注文履歴、また好みやアレルギー有無も記録されていて、それらを考慮した提案
  も可能となっている。

と、正に本物のソムリエが行うバックヤードを含む業務に対応した本格的なものである。
事前に練られた「デモ」だけしか見ていないので、実力はわかりませんが、
なんか、ちょっと、わくわくしますね。

なお、このシステム、ソムリエ資格がない人でもOKという話ですが、ワインや料理の名前がきれいに
発音できなかったり、専門用語を交えた説明文を流暢に読めないと、非常に格好悪いので、ご注意を。