1980年代前半の昭和の話。
小学校の修学旅行は東京でした。
宿泊先は東京の修学旅行では定番の文京区本郷の旅館です。
現在は、そのあたりに旅館は鳳明館グループ?の数館くらいですが、
昭和のころは50件以上はあったと記憶しています。
当時、夕食後、旅館の近所を散歩するという企画で、東大の赤門を見に行きました。
(本当は、後楽園球場で巨人戦を見る予定でしたが、10月でシーズンが終わっていました。)
ここで、「このうち、何人東大に行くのかな?」と先生のコメント。
他にも修学旅行生らしきグループがいて、同じような先生のコメントが聞こえてきました。
定番フレーズなんでしょうね。
という、昔話を思い出しながら、先日、東大散歩をしてきました。
安田講堂です。
なんと、実は、この広場の地下に食堂(学食)があります。
日曜もやっていて、一般の人でも利用できます。
外国人留学生が多いのが東大らしいですね。
ちなみに、カツカレーを食べましたが、昔ながらの学食カレーの品質です。
三四郎池です。
実は、東大には20代のころ、論文発表会の傍聴で来たことがありますが、
三四郎池を見たのは今回が初めてです。
ありきたりの感想ですが、東京のど真ん中とは思えない風情です。
手前の紅葉が色づくころに、また来てみたいですね。
小さいですが、こんな滝もあったりします。
夏は涼しげで良いかも。
今回は食堂で昼ご飯を食べましたが、天気の良い日は、
外でお弁当を食べるほうが良いかもしれませんね。
そして、こんなところ、排水溝の蓋に「東大」マークが。
最後に、お土産に買いました。東京大学ボールペン。108円です。
これを甥っ子や友人の子どもに、「これで東大に行けるように勉強しろよ」と渡すのが、
昭和の定番フレーズなのかも。