2020年の妄想ブログ:
最近の開発される住宅からはすっかり姿を消した「お茶の間」
畳の部屋にちゃぶ台と茶箪笥(ちゃだんす)とテレビ。
リビングであり、ダイニングでもある、今では「サザエさん」くらいにしか登場しない昭和時代の遺物だ。
そんな「お茶の間」を体験できる「お茶の間カフェ」が最近、浅草に登場した。
和室に骨董の楕円形のちゃぶ台、茶箪笥と昭和40年代をイメージした内装になっている。
カフェというが、昼2時から5時のティータイムを除けば、定食がメイン。
定食は和食系で、ティータイムも緑茶に和菓子とちゃぶ台にあったものが用意されている。
夜はアルコールも飲め、刺身とかのつまみもありますが、
居酒屋というより、自宅での酒盛りというか、親戚の家での集まりという雰囲気を味わえる。
部屋は4畳半6部屋、8畳3部屋の計9部屋。
8畳の部屋は基本2から3組の相席となるが、この3部屋が人気の部屋だ。
この3部屋には昔ながらの家具調のブラウン管テレビもあり、昭和のドラマやお笑いのDVDが
流れる演出を楽しむことができる。
また、男性向けには着流し、女性向けには割烹着のコスプレも1000円で可能だ。
磯野波平や舟の気分が味わえるのだ。
ちなみに、相席時はスマホを使うのは禁止だそうです。
確かに一気に昭和の気分をぶち壊してしまいますね。
最初は外国人向けの日本文化体験サービスというコンセプトで始めたが、日本人の客がかなり多く、
昔を懐かしむ50代やシニアのほか、サザエさんやちびまるこちゃんの世界観が体験できると
10代、20代にも人気のようだ。
地方に行けば古民家カフェや民宿とかがありますが、これを東京でやったのが成功の秘訣とか。
確かに、自分も、実家に帰れば、ブラウン管テレビ以外は同じような体験はできますね。(この写真はイメージです)