未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(温故知新)マイコン雑誌I/O(BEEP秋葉原 つづき)

先日の「BEEP秋葉原」のつづきです。

この店は、パソコンのハードやソフトでだけでなく、関連雑誌も充実しています。

当時、中学、高校生の時に毎月購入していた「BASICマガジン」(通称ベーマガ)、コンプティーク
Oh! MZシリーズなどの80年代の懐かしの雑誌が勢ぞろい。

つい懐かしくて、ベーマガを買おうと思ったら3,980円。
当時300円の雑誌が10倍以上。中には5,000円を超えるものも。
80年代中頃、パソコンを趣味にしている学生にはバイブルのような雑誌だったとはいえ、
驚きの価格設定ですね。

さすがに、それは手が出ないが、せっかくだからと購入したのが「I/O 昭和63年7月号」です。
定価480円に対し、税抜き780円でした。
ベーマガに比べたら、安いと、つい勢いで買ってしまいました。


このころ、パソコンは一部のマニアの趣味から、徐々に職場に導入されたころで、
全盛だったBASICが、インタプリタ(逐次翻訳)型ゆえに、処理速度の「限界」が見え始め、
コンパイル型のC言語が注目を浴び始めたころです。

こちらはベーマガに比べ、ちょっと大人向けの難度の高い記事が載っていました。
この表紙からも「コンピュータビールス」を扱っていることから、その一端が垣間見えますね。
(ウィルスの表現でないことに古さを感じますが)


しかし、裏表紙は大人向けでもアイドルを使ったPCの広告ですね。
当時、この南野陽子以外にも、松田聖子(ソニー)、斉藤由貴(NEC)、浅香唯沖電気)、
工藤夕貴(日立)、岡田有希子東芝)などのトップアイドルが、パソコン広告を出ていましたね。
スケバン刑事が多いですが)

あと、この雑誌の特徴としては、ユーザの投稿ソフトだけでなく、市販ソフトのアセンブラ(機械語)の
プログラムコードが全公開されていました。
ただし、この10数ページに渡る16進数のコードを、全て入力する根性が必要なので、
かなり要求レベルが高いですが。。。


拡大すると、、、

ちなみに私は最初からあきらめていて、I/Oのアセンブラプログラムを入力したことがありません。