２０２３年の妄想ブログ：
以前このブログで取り上げた警察のAI尋問だが、
犯人だけが知っている事実証言の確保や余罪の追及で、大いに役立っているとのことだ。
一方、誘導尋問的なやりとりも多々発生していて、
裁判では証言不十分ということで、一部の事件では裁判で無罪になるケースも出ていてるようだ。
やはり、ベテラン尋問官のやりとりを再現できるとはいえ、100%の再現率ではないので、
不適切な質問になることもあったようだ。
また、その不適切な質問でに対し、スキルにが低かったり、システムを信じ切っている
尋問官はそれに気付かずスルーすることも多いようだ。
そして、この課題に対し不適切尋問であるかを判断するAIシステムが開発されたそうだ。
これは、尋問での会話をインプットとして、その尋問が不適切かどうかを採点するもので、
100点満点中30点以下の場合、不適切尋問として扱い、この部分の取り調べ記録は
全て破棄するというルールだ。
関係者の間では、AI尋問とAI不適切判断の２つのシステムの組み合わせにより、
さらに精度の高い取り調べとなることが、大いに期待されているそうだ。
また、今まで、AI尋問導入に賛同していない都道府県の警察も、
これを機に試験導入を検討しているそうだ。
それにしても、なんかAIとAIの戦いとは、昔見た近未来世界の話のようですね。
