今週のお題「もう一度見たいドラマ」
アーノルド坊やは人気者
子どものころ、アメリカのコメディー(シットコム)というと自分の中では長い間「奥様は魔女」でしたが、次に出てきたのがこの「アーノルド坊やは人気者」でした。
白人の大富豪が黒人の兄弟を養子に迎えるという当時としてはなかなかあり得ない設定ですが、基本コメディーなので何も考えなくただ見ているだけで面白かったです。
兄ウィルスとの掛け合いで、アーノルドの決めゼリフ「冗談は顔だけにしろよ」が出るだけで笑えましたね。元のセリフはWikipediaにありましたが"Whatchoo talkin'bout, Willis?"="What are you talking about, Willis?"。「お前、何の話をしてる?」というツッコミですが、この翻訳をした人は吹き替えを担当した堀絢子さん(忍者ハットリくんのハットリカンゾウの声)に合った上手い言葉を選びましたね。ちなみに兄の吹き替えは野沢雅子さんです。
また、時々「亀有」みたいにハートウォーミングなドラマもあり、トラブルを通じて肌の色の違う家族が絆を深めていく感じも良かったです。
静岡では土曜の昼間に放映していたが、関東圏では放映してなかったようなので知名度は低いようなのでテレビでの再放送は期待できませんが、また見てみたいですね。
ナイトライダー
当時、個人的にはマイケルと言えば、ジャクソンではなくマイケルナイトです。
ナイト2000という、走行性能が高いのはもちろん、呼べば自走して迎えに来る、相談をする、火炎放射器などの武器で攻撃するの何でもありのスーパーカーが相棒という探偵バディものですね。
これもマイケルとナイト2000に搭載された人工知能K.I.T.T.(キット)との掛け合いがドラマの大きなポイントです。キットは人工知能なのに妙に人間臭いやつで好きでした。
また、オープニングのテーマソングがスタートレックのような壮大な未来ではなく、少しだけ先の未来感がある音楽も好きでした。
なお、昔一緒に仕事をしていた某カーナビメーカーではナイト2000(K.I.T.T.)の実現を目指している社員が多かったです。そんな会話をしていた10年以上前はまだまだでしたが、今は実用化まであと一歩という感じはありますね。
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Project-knight - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0,
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ER緊急救命室
ハゲのおっさんマークグリーンが主人公と言うのは日本ではありえない設定かも。
ドラマの内容に合わせ、イケメンのジョージクルーニーを脇役にする配役決めはアメリカらしくていいですね。
運ばれる患者と一緒に動くカメラワークと、医者と看護師で"会話をかぶせる"というドラマではありえない緊張感の演出が斬新でした。息を抜く暇がなく45分のドラマでしたが緊張感の連続なので、見終わった後は疲労感があり、そのまま眠りにつくというパターンでしたね。
シーズン15まで出ていますが、見ていたのはシーズン4くらいまです。
途中からマークグリーンの扱いがぞんざいになり、内容もワンパターンになってきたので見るのをやめたのですが、最初の方はまた見てみたいですね。
なお、主人公マークグリーンを演じたアンソニー・エドワーズをこの記事を書くために調べたら、映画トップガンのちょび髭のグーズだったことが判明。
全然わからなかったですね。