未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

東京の京橋って地名はマイナーだけどここにいる企業は超メジャー

東京京橋散歩の続き。

 

京橋駅8番出口を出たところにある欧風の建物。

高級スーパーの明治屋です。こちら明治屋の本社にある店舗です。

約90年前の1933年の建物で区の有形文化財になっています。

ここだけ切り取るとヨーロッパの街角のようですね。

ぼかしてますが欧米の人が歩いていると違和感なかったですね。

そして、その背後にあるビルは「チョコレートは明治」の明治製菓ブルガリアヨーグルトで有名な明治乳業が統合してできた株式会社meijiの持ち株会社明治ホールディングスの本社があるビルで、手前の二つのビルも合わせて京橋エドグランと呼ばれています。ちなみに明治屋と資本関係は全くないそうです。この場所にあるとかなり紛らわしいですが。なお、明治屋の英文字表記"Meidi-ya"と明治部分の表現が違っています。ちょっと面白いですね。

さて、改めて辺りを見回すとは銀座と隣接しているエリアですがこの辺りはビジネスビルの街ですね。にはシステムインテグレーターオービックの本社があります。

こちらは本社はないですがブラザー東京支社のビルがあります。

横から見るとちょっとスリムです。

こちら

万年筆やボールペンなどの筆記具、文具でお馴染みのパイロット本社ビルです。

こちらは京橋トラストタワー。

ここにはトラクター、農機具で有名なクボタの東京本社(メインの本社は大阪みたいですが)が入ってますね。その他、自分のPCモニターでお世話になっているLGエレクトロニクスの日本法人もここみたいです。
このように有名企業が京橋駅から徒歩1~2分圏内にあるというのはスゴイですね。と言っても東京駅から10分圏内とも言えるのである意味不思議はないですが。地方や地方でなくてもJRで来る人にとっては東京駅から地下鉄銀座線の京橋駅まで直結で行けるわけではなく乗り換えが発生するので歩いたほうが断然速いですが。

ビジネスの街ではありますが中には美術館も。

アーティゾン美術館ブリヂストンの創業者石橋正二郎が収集した美術品を展示するためにつくられたブリヂストン美術館が前身。ビルの中に美術館の先駆けだったそうで本社ビルの建て替えを機に休館し、名前を変えて復活したのがこちらの美術館です。

また、こちらのビルの路地裏の下にあるのは

東京宝くじドリーム館。この時は日曜で閉まっていましたが平日ここは宝くじの博物館であり、ロト6、ロト7等の抽選会場でもあります。自慢ではないがくじ運は悪い方で、大学時代、デパートの掃除のバイトでみんなが集めてきた福引券で代表して25回挑戦したが、当たったのはキャンディーの袋一つ、残りは末等のティッシュだったという経験があります。そんな自分ですが一度クジを握りしめて見にきたいですね。

こちら信金中央金庫の京橋別館。

信金中央金庫と言えば全国各地にある信用金庫の中央金融機関つまり、信金のトップ機関にあたります。そのビルの下にあるのは

その下にあるのは信用金庫の神様とも呼ばれる小原鐵五郎氏の胸像。「貸すも親切、貸さぬも親切」などの金言を残し、政官財にも強い影響力を持っていたとか。

銀行とは一線を画した信用金庫。この神様のおかげで地域の中小企業が活性化し、ある意味今の日本を作った一人とも言えそうですね。

なお、ここまで来ると別の地下鉄駅、宝町駅。若いとき、徒歩2,3分で別の駅についてしまうって本当東京、やっぱスゴイところだと感心してたのを思い出しますね。

東京の京橋ってちょっとマイナーだけど安く楽しめるスポット?

今回の散歩は東京メトロ銀座線の京橋駅

 

京橋と言うと大阪のイメージが強く、個人的に20代で初めて知った時は東京にもあったんだという感じでしたね。

駅の上に立っているビルは東京スクエアガーデンブリヂストンちびまる子ちゃんの提供で知る人ぞ知るミツウロコ持ち株会社の本社が入ってますが、下の階には飲食系を中心に十数店のテナントが入っています。20年以上前に来た時、このあたりはオフィスビル以外に店らしいものは僅かだったのですがビジネスマンが多いですから小さい駅でも需要は大いにあったんでしょうね。

駅から国道15号線を南に徒歩1分くらいのところにあるのがこれ。

大正時代につくられた「京橋」の欄干です。

街道の起点、つまり江戸の中心となっている日本橋から東海道で京都に向かう時に最初に渡る橋だから「京橋」だそうです。ちなみに当時京橋の下を流れる川は「京橋川」ですが橋の名称が川の名称の由来になるのは面白いですね。

こちらは明治時代につくられたときのものです。

この傍には江戸歌舞伎発祥の地の記念碑があります。歌舞伎は1642年この地で興行を始めた中村座が始まりだそうです。今はこのさらに南へ行った東銀座の歌舞伎座が有名ですが江戸初期のころ銀座は埋め立てが進む前の湿地帯で、街としてはこの辺りが境だったのかもしれませんね。

そしてここにはポリスミュージアム(警察博物館)があります。

入り口前には展示物としてパトカーがドーンと鎮座しています。

館内には各種乗り物、警察手帳、制服、バッジから捜査の道具まで警察に関連するあらゆるものが展示されています。

こちらは昔の警視庁のヘリコプターですがドアがない上にカバーも透明って乗ったら結構怖そうですね。視認性や機動力を考えたらこれが良いのでしょうが。

こちらのサイドカーは昔のパトカーに相当するんでしょうね。警察のカラーと言うと白と黒のイメージで赤は消防のイメージですが昔は違っていたのかな?

そういえば信号も警察の管轄となりますね。こちらの大きなカバーが付いているタイプは最近かなり減ったのでちょっと懐かしく感じますね。

このレスキュー部隊、背景写真パネルとの組み合わせが結構自然だったりする。

日本が世界に誇る交番も展示しています。この交番の存在により、諸外国と比べると警察官は親しみやすい存在という認識する人が多く、日本の治安向上に一役買っているようです。道に迷ったとき行き先を気軽に聞ける警察って確かに類を見ないかも。

刑事ドラマでお馴染みの立入禁止テープや標識も展示してあったります。存在は知っているけど近くで見る機会が滅多にないモノが見れるとテンション上がりますね。

また、こちらでは当日申し込むと制服を着て白バイに跨った写真が撮れるそうです。子供限定ですが。。。
これで無料で楽しめる施設って意外と穴場スポットですね。

再び京橋駅前に。こちらは第一生命保険の最初の本社ビル、第一相互館の流れを引き継ぎ、2012年に竣工した相互館110タワー

第一相互館のデザイナーは日本銀行本店や東京駅を設計した辰野金吾。確かに今のビルにもその面影が残っていますね。

(明治大正建築写真聚覧(日本建築学デジタルアーカイブス内)より。, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由)

そこから鍛冶橋通り東に少し行ったところにあるのが国立映画アーカイブ。映画の保存と関連する歴史や機材などを紹介する博物館であり、図書館であり、上映館であったりします。

上映観賞は一人520円と格安です。この時の映画は昭和後期の映画が特集されていましたが中には大人向けのものも。当時新人の田中美佐子主演のダイヤモンドは傷つかないとか。。。文化歴史的に意味があるということであればいいんでしょうね。

おまけ:こちらはポリスミュージアムのお土産のピーポ君ボールペンです。

これを見るだけでなんか免許の書き替えを思い出します。

(つづく)

銀座はやっぱり夜の街

銀座散歩のおまけ。

 

やはり、銀座といえば夜ですかね。

こちらはどちらかと言うと有楽町の風景ですが、この不二家のネオン看板が以前の記事でも書いてましたがザ・東京という感じがします。

そして、銀座と言えばここ。

四丁目交差点は夜もいいですね。

和光は上品なライトアップ。昼間は目立たないのですが後ろに"MIKIMOTO"。

三越は季節によって演出が変わります。やっぱクリスマス前がいいですね。

もう二年前の写真ですが15年くらいしたら銅像のライオンまでマスクするって何の冗談って若者に言われそう。

GINZA PLACE1階のNISSANショールーム

周りが明るい昼間よりも夜の方が映えるんですよね。

GINZA SIXのFENDI。昼間よりも夜の方がガラスのデザインが活きますね。

PRADAのオジサン、少しダサいのが残念。

伝統的な三越に対し松屋はモダンな感じのライト遣いですね。

移動する前のリンゴのお店。遠くから見てもすぐわかるリンゴマークは最強です。

ヴィトン、ブルガリカルティエ。シックで高級感ありますね。

そして、Max Maraとかファッション系のディスプレイは気合入ってますね。

もちろん、ジュエリー系も。

伊東屋もクリップの看板がライトアップされてます。

また、夜ではなくても三越松屋の地下鉄に繋がる地下通路のディスプレイもいいです。これはバレンタインの前の週のディスプレイです。

ところどころあるこんな気品感じる装飾は銀座らしくていいですね。

ガス燈も銀座らしくていいです。

昭和の歌謡曲で歌われる銀座はネオンとお酒が絡んだ「夜の銀座」が多く、その後も「ザギン」で豪遊というバブル時代もそんな感じでしたが単に夜の風景を眺めるだけでも十分楽しいですね。

そして最後は、、、? ショッカー!

映画「シン・仮面ライダー」の看板ですね。

(銀座シリーズ終了)

銀座も一丁目まで来ると違った風景が見えますね

銀座散歩の続き。

 

銀座二丁目の看板の後ろに見えるのは

東京風月堂の銀座本店。風月堂は暖簾分けで他にも別の会社として神戸風月堂上野風月堂がありますが、ここは銀座風月堂ではなく東京風月堂なんですね。ちなみに創業家の流れをくむのは上野風月堂です。ちなみにここにある多くの菓子店チェーンの本店にはカフェが併設されています。正に銀座らしいですね。

また、ティファニーの隣はコメ兵!

貴金属買い取りのお店が並んでいるのは微妙だったり。。。

でも、景観を考慮してか郵便ポストをグレーにしているのはさすが銀座ですね。

そして銀座一丁目

一丁目まで来ると中心からだいぶ外れるので高級ブランドの店は減るのですが、

HARRY WINSTONがあったりします。

化粧品のPOLAのロゴが見えます。

ポーラギンザです。山手線で五反田から目黒に行くときに見えるビルが本社ですが、店舗としてはここが旗艦店のようですね。最近はそれほどCM見ませんが、昭和生まれはお昼の12:40から平日毎日放送していた20分ドラマのポーラテレビ小説でこのブランドを覚えましたね。(母親が見ていて小学生の自分には退屈でしたが)

こちらは「金」の売買で有名な田中貴金属のお店TANAKA GINZA。ここはジュエリーだけでなく、小判や金製の小物やカトラリーなんかもおいてあります。誰が買うのかと思いますがお金の使い道に困っている人がこの銀座には来るんでしょうね。

その2つ隣はお仏壇のはせがわの銀座本店。ある意味装飾煌びやかな製品を扱っているので銀座らしいといえば銀座らしいのか。

そして、銀座通り入り口交差点には銀座コージーコーナー

コージーコーナーと言うと京都、福井、鳥取を除く44都道府県に出店している全国レベルで有名なケーキのお店です。銀座を名乗ることができるギリギリの場所にありますね。どちらかと言うと庶民的な価格設定のお店ですが「銀座」の名を冠することでちょっとだけ高級感アップを狙っているんでしょうか。

その向かいにあるこちらの

コナミ本店。ここは歩行者天国のエリアも外れて銀座を外れたかと思ったら、ここまでが銀座一丁目のようですね。

この端にある銀座桜通りを西に進むと見えるのがこの「ぢ」という看板。

痔の治療薬で有名な「ヒサヤ大黒堂」です。こちら本社は大阪ですが東京のお店は銀座なんですね。

この「ぢ」ですが、各社新聞の記事の合間にこのロゴを使ったスポット広告があり、昔は誰でも知っていましたが、今は多くの人が紙の新聞を読まなくなったので若い人は知らないでしょうね。まぁ、今は洋式トイレ+冬でも暖かい便座が標準で昭和の頃に比べ痔に悩む人も少なくなったから、なおさらですね。

これが銀座一丁目の銀座通りの眺め、北東の端からの眺めになります。

長かった銀座シリーズもこれで終了。改めて日本一のショッピングの街、街全体が巨大ショッピングモールという特別なエリアというのを痛感しましたね。本当、日本中に〇〇銀座と言う商店街ができるのも納得した散歩でした。

(おまけへつづく)

ハイブランドの宝石箱 銀座2丁目交差点

銀座散歩の続き。

 

銀座四丁目という銀座の中心地にあんぱんの木村屋總本店があったりします。
ちょっとホッとしますね。
その隣は関東のショッピングモールではよく見かける山野楽器

いずれも店舗の正式名には「銀座」がつき、ここに本店があります。

やはり銀座のブランド力は高いですね。

その隣にある真珠の「ミキモト」も銀座に本店があります。
高級品を扱っている店は銀座というだけでブランド力上がりますね。

そして、銀座三丁目。こちらを代表するのが牛丼でない方の

松屋銀座三越と並ぶ銀座の顔となる百貨店ですね。

松屋は銀座以外には浅草にあるくらいで全国的には若干知名度が低いですが個人的には東京デパ地下の四天王のひとつだと考えていて(他は銀座三越新宿伊勢丹新宿高島屋)、ここと三越のデパ地下を往復するのが銀座の楽しみの一つですね。

さらに通りを北東に進むと見えてくるのが銀座2丁目交差点。

こちらこそ日本一の高級ブランドショップ交差点と言っても過言はないですね。

先ず左手前、交差点西角にあるビルは

フランスの高級ファッションブランドCHANEL、シャネル銀座です。1階から3階までが販売店舗で4階が多目的ホール、10階がレストランになっています。いろんなデザインの建物があふれる銀座で黒を基調とすることでシックでありながら存在感を強調しているビルですね。

そして交差点を挟んで左側の向かい、交差点北角にあるのは同じくフランスの高級宝飾ブランドCartierです。

クラシカルな欧風ビルは絵になりますね。日本語の標識が入らないように風景を切り取るとパリの街角に見えますね。(行ったことないですが)

そして右手前、交差点南角にあるのがLOUIS VUITTON、LVのロゴでおなじみの同じくフランスの高級ファッションブランド、ルイ・ヴィトンです。こちらは単独のビルではなく、松屋の一部となりますが建物壁面がカバンの革のようなデザインで革製品が得意なヴィトンらしいビルですね。

そして、最後は交差点北角のイタリアの高級装飾品ブランドBVLGARI、のブルガリ銀座タワーです。こちらもシャネル同様、9階、10階はイタリアンレストランになっています。小さなピアスでも10万円は超えるがランチであれば6,000円あれば楽しめるようです。(それでもいいお値段ですが)

ブルガリの隣は文房具の伊東屋です。

先ほどの4店は基本予約が必要で気軽に入ることはできませんが、ブルガリの隣にある文房具の銀座伊東屋でしたら気軽に入れますね。普段の生活や仕事で必要ないので購入しませんがずらっと並んだ万年筆を眺めていると本当楽しいですね。

そして、その隣はアメリカニューヨークの高級ブランドTIFFANY &Co.ティファニー銀座本店です。

格子状の窓を不規則に浮かせた個性的なデザインの建物は本当、面白いですね。ここだけ見るとニューヨークの気分が味わえますね。なお、道路を挟んで向かいにあるのは

イギリスの高級ファッションブランドdunhillダンヒル銀座本店です。
こちらにはカフェというか、バーがあります。朝からやっているわけではないのでティファニーの店を見ながら朝食をとはいきませんが、イギリスらしくアフタヌーンティーが楽しめます。

そして、この銀座2丁目あたりが「銀座発祥の地」だそうです。

現在は4丁目、5丁目付近が銀座の中心になりますが、昔の銀座はこの周辺を指していたんでしょうね。

ハイブランドのお店は以前の記事でも紹介しましたが、これらの店舗以外にも別店舗があり、さらに三越松屋、GINZA SIXなどのデパート、ショッピングモールにも出店していて銀座エリアに3店舗、4店舗あったりますが、この2丁目交差点付近にある店舗が銀座だけでなく日本全国エリアのチェーンのフラグシップ店みたいです。
日本屈指の超高級店エリアと言えそうですね。

(つづく)

銀座と言えばここでしょう 銀座四丁目交差点

銀座散歩の続き。

 

出発は銀座線の銀座駅。正に銀座オブ銀座です。

鉄道の路線名は路線全体を表す地名や始発駅の地名を使うことが多いけど銀座線は始発駅の浅草でも渋谷でもなく、途中駅の銀座が使われてますね。実際、休日は渋谷から行っても浅草から来ても銀座で多くの人が降りるので銀座線と名乗るのは納得いきます。そもそも地下鉄は丸の内線、有楽町線とか始発駅名使われていないこと多いですが、他の駅のほうが乗り降りする人が多いので、やはり銀座線はちょっと特別感ありますね。

線路脇の壁面、黒いのでわかりにくいですが、よく見ると銀座の街の風景ですね

改札を出るとこんな感じ。数年前のリニューアルで地下らしからぬ黒を基調とした珍しい演出をしてますね。ちょっと高級感を感じます。ちなみに銀座線の開通は戦前の1939年。天井が低いのも納得いきますね。

そして、地上を出ると銀座四丁目交差点のこの景色。

銀座と言えば多くの人が思い浮かべる風景ですね。

銀座和光の時計塔。こちらは服部時計店(現セイコーグループ)の2代目の時計塔で竣工は1932年。約100年の歴史を持つ高級感ある石造りの建物、銀座を代表する建築物ですね。初めて銀座に来た時、東京って本当カッコいいなと思いましたよ。

和光とセイコーって何の関係があるのと思ってましたが、和光セイコーの前身の服部時計店の小売部門を継承して設立した会社なんですね。

これは別の日、偶然撮影できた工事中の時計塔。初めて銀座に来た人にとっては残念でしょうけど滅多に見れないレアな姿ですね。

その後、訪問したときにはこんな風になってました。

ミッキーマウスバージョンです。

セイコーグループがディズニー100周年を祝っての特別バージョンだそうです。

こちらの交差点に面したディスプレイもミッキーバージョンです。昨年、ミッキーの誕生日に当たる11月18日までの期間限定で今はやってないようですが。

こちらは開店前の和光の入り口。ロゴのデザインが時代を感じますね。

これは別の日のショーウィンドウ。
売り物ではないものをディスプレイするのって銀座らしいですね。

そして、ウィンドウの左側に映っているのは

GINZA PLACE。「FRETWORK(透かし彫り)」をモチーフにした外観デザイン。10階くらいのビルが林立しているエリアは都内でいくつもありますが個性的なデザインなビルが集まっているエリアは銀座がトップだと思いますね。

こちら4、5階はソニーストア。ソニー製品を紹介するショーケースですね。
そして1、2階は日産自動車ショールームNISSAN CROSSING」です。こちらは1963年オープンということで建物は変わりましたが60年以上の歴史があるそうです。

日産は元々東銀座に本社があり、そこにもギャラリーがあったのですが、横浜駅そばにできたグローバル本社のビルの方に一緒に移転。そちらの方がショールームとして大きく、利便性もそれほど悪くないですがこちらはそのまま残っています。人がたくさん集まる銀座の中心的位置にあるこのギャラリーは別なんでしょうね。

そして、このビルに向かいあるのが

銀座三越ですね。

自分の中では高級デパートといって真っ先に思いつくのがこちらの銀座三越ですね。

もちろん三越と言えば本店の日本橋三越の方が規模は大きいのですが、やはり銀座と言う地名がさらにブランド価値を上げているような気がします。
と言っても自分が利用するのは「デパ地下」だけですが。今は無くなってしまったのですが100g 4,000円の生ハムが売っている店があり、そこでその生ハムを買ったとき、自分も大人になったなと感じましたね。

待ち合わせスポットで有名な三越のライオン。

初めて見たときはテンション上がりましたね。

そして、こちらは夜の風景。

前の会社のオフィスが晴海にあり、月一回の出社日に有楽町からバスでよくここを通ったのですが夜の銀座は通るだけで心躍りましたね。

(つづく)

銀座6丁目だからGINZA SIX 安直な名前だがなかなか良いところです

銀座散歩の続き。

 

少し戻って銀座6丁目へ。

ここには明治始め商法講習所と呼ばれるビジネススクールがありました。現在の一橋大学の源流となる学校です。創立者は政治家の森有礼ですが協力者として渋沢栄一福沢諭吉などの名前があります。まだショッピングストリートして発展する前の話で鯛味噌屋の2階が学校だったとか。

銀座ではちょっと異色なのはこちら、イグジットメルサのビルに入っているMウイスキー博物館

1フロアに2000を超える国産ウイスキーを展示。博物館といっても買うこともできるし、売ることもできるそうです。昨今、日本のウイスキーは世界的にも人気があり高騰していて最近も軽井沢1960年という銘柄で5500万円の値が付いたと話題になっていましたね。

そして、その対面にあるショッピングビルが2017年にオープンしたGINZA SIX

元々は銀座最古参の百貨店「松坂屋銀座店」。平成に入り百貨店というスタイルが厳しくなり周りのエリアも含め一気に再開発。そしてできたのが、FENDI、CELINE、SAINT LAURENTと高級ブランドのショップを集めた複合商業施設。

中は大きな吹き抜けになっていてオープンな感じがします。総合的な百貨店ブランドというハイソだが閉じた一葉的なスタイルではなく、分野ごとに多彩な個別ブランドが集め、個人それぞれの個性にあったものを提供するスタイルに変えたということでしょうね。それにしてもドルチェア&ガッバーナにジバンシーがオープンエリアに露店のように出店しているのは珍しいかも。

本屋も洒落た店構えの代官山、二子玉川などにも展開している蔦屋書店ブランドの店。本の値段は全国同じで実店舗でもオンラインでも変わらないが、空気感を楽しみながら買った方が思い入れが違うかも。

なお、個人的には洋服よりも興味がある店はこの蔦屋書店と下にあるワインショップのエノテカとスイーツショップですね。

GINZA SIX屋上はフリーの庭園。緑の木々に覆われて中央は芝生と水をばちゃばちゃできるエリア。夏、乳幼児に人気がありそうです。

芝生には時期によって違うのですが、このときは子供が遊べるジャングルジムのアートが展示されていました。

ベンチというか休憩できるエリアも充実していて、横になって空を見ながら休憩なんてことも。銀座とは思えない癒しの空間です。しかも無料の。

庭園の外周から地上を眺めることもできます。

周りより少し高い程度なので普段見えないビルの屋上を間近で見ることができます。

エアコンの室外機ずらっと並ぶこの景色も珍しいかも。

遠くには東京タワーも見えますね。

中途半端な高さなので展望を楽しむという感じではないですが、北東方向にはスカイツリーも見えたりします。

あと、銀座通りを挟んだ目の前にあるユニクロ銀座店も上から見ることができます。

こちら12階すべてがユニクロ

静止画の写真だとわからないですが窓際のマネキンがぐるぐる回っています。

世界最大規模のグローバル旗艦店だけのことはあります。

また、このGINZA SIXの地下3階にはこんな場所も。

観世能楽堂です。観劇をした後、ショッピングに食事。

この辺りは銀座らしさが残ってますね。

外に出ると12:00を過ぎていたので銀座名物?の歩行者天国が始まってました。

(つづく)

 

おまけ:GINZA SIX地下のパン屋JEAN FRANCOISで買った

レーズンバター。バター上手いです。レーズンとの相性も抜群。

そしてクイニーアマン。

裏返すと何枚も重ねた生地がわかります。甘さでごまかしているクイニーアマンも多いですが、しっかりとパン側の濃厚さを楽しむことができます。

ケーキだと800円からという感じですがこのあたりなら300円程度。

しかし、品質は高いので満足度も高いです。

この辺りを買って屋上でのんびり過ごすというのもいいですね。