未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

徒歩5分圏内に2軒のイトーヨーカドー? どんだけ好きなんだ?武蔵小杉

武蔵小杉散歩のつづきです。


前回の記事で書いた通り、JR武蔵小杉駅は2つの路線を強引に結んでいるので、こちらの横須賀線側の新南改札は南武線の改札と大きく離れています。

こちらにもバスロータリーがあるが、バス路線によってはこちらの南口前と東口前の両方に停まるものもありますね。

いろんな路線が停まり、駅が便利になるとタワマンが立って人がたくさん集まる。これに伴い東京、品川、渋谷、新宿に直接行ける横須賀線、埼京線、湘南新宿ライン共用のホームは大混雑に。そのため、大工事をして2022年に上り下りで別々のホームに分離しました。また、2023年、横須賀線北側、南武線との通路は途中で分岐し新たに綱島街道改札ができましたね。

東急線への乗り換えは僅かですがこちらの改札を使う方が近くなります。移動は普通の道路を歩くので屋根はないですが、構内の動く歩道の通路は狭く結構混雑することを考えると、雨の日、傘をさす煩わしさがあってもこっちが良いという人もいますね。ただし、少し歩かないと通りの道路に出ないので、初めて来た人は本当にここ武蔵小杉?と不安になる改札ではありますが。

交通の便が良い武蔵小杉ですが駅傍のホテルは意外と少なく、この綱島街道沿いのスーパープレミアリッチモンドプレミアと東急線側にあるホテル精養軒の3軒くらい。地価が上がっているから進出が難しいのですかね。

そして、この傍にあるのはショッピングモールのグランツリー武蔵小杉。一見わかりにくいのですがイトーヨーカドー系のモールです。こちらはタワマン在住の少し高めの所得者層をターゲットに、Arioというモールのチェーン名を使わず別の名称にしてプチ高級路線にしたとか。だけど、施設内にはイトーヨーカドーのスーパーがあって、徒歩5、6分の距離に前回記事で紹介した昔ながらのイトーヨーカドーもあり完全に商圏が被っています。それでも10年以上共存、最近の撤退騒ぎでも生き残っているので凄いです。モールそのものが大きな駐車場を完備し、隣接する大田区等の都民も取り込めているのが大きいでしょうけどね。

テナントだけでなく中も凝った作りになっていて、こちらの休憩スポットは

吹き抜けになっていて、中央部分に天井からシャワーが降り注いでいます。

屋上は近所の子供たちが遊べる公園になっていますが、

タワマンの絶景(?)を楽しむスポットにもなっています。

なお、このあたりは映画シン・ゴジラでゴジラが自衛隊と衝突したところです。ゴジラとタワマン、並べると巨大さを強調できるので丁度いいんでしょうね。

ちなみにこの近くにある3 STARS PANCAKE はお勧めです。

うって変わってこちらは駅西側の法政通り商店街、昔ながらの庶民派商店街です。こちらで有名なのは写真右手のラーメン丸仙

川崎なのに横浜サンドというお店。店主が青春時代を過ごした横浜にちなんだとか。

左が店名を冠した横浜サンド。素朴でボリュームたっぷりの庶民の嬉しい味方です。

途中、二ヶ領用水の小さな川と交差します。こちらには地元で有名な手作り感満載のマスコット「ニカッパ」がいますね。

こちらの二ヶ領用水はちょっとした桜の名所だったりします。

そういえば古いですがエヴァンゲリオンで有名な庵野監督の初期作品アニメ「彼氏彼女の事情」で主人公雪野はこの辺りに住んでいて、この辺りの風景も時々出てましたね。

そして、この先にあるのは法政大学第二中・高等学校です。

法政第二のシンボルでもあるこちらの時計台。昭和の漫画でよく見た、うる星やつらの友引高校を思い出させる懐かしい感じの学校校舎ですね。かなり離れるが高架の南武線からよく見え、武蔵小杉エリアのランドマークとも言えますね。

この傍の桜並木がきれいです。

青春ですね。

(つづく)

同じ駅と名乗ってよいのか?JR南武線、横須賀線の武蔵小杉駅

武蔵小杉散歩のつづきです。

 

武蔵小杉にタワマンがたくさんできた理由ですが、ひとつは大きな工場が撤退して駅傍に広大な空き地ができたことが挙げられます。戦前、南武線と一緒になる前の東急東横線の武蔵小杉駅は工業都市駅という名前になるくらい工場が多く、この辺りには不二サッシ、東京機械製作所、日本国際電気(現:日立国際電気)などの工場がありましたが、21世紀に入り撤退または別の地域への移転が行われました。

そして、もう一つの理由は鉄道の便が良くなったこと。

以前の武蔵小杉駅はJR南武線と東急東横線の2本だけでしたが2000年に東急目黒線、2010年にJR横須賀線が停まるようになりました。また、東急では目黒線が都営三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道、東急東横線がみなとみらい線、東京メトロ副都心線、西武池袋線(有楽町線)、東武東上線、さらに新横浜線もできて相鉄本線、相鉄いずみ野線と直通運転。JRでは湘南新宿ライン、埼京線が加わり、羽沢横浜国大駅経由で相鉄線にも接続。
都内の巨大ターミナルの東京、品川、渋谷、新宿、池袋、さらに立川、川崎、横浜、大宮、千葉などの地方都市もに乗り換え無しで行けたりします。
本数は少なかったりしますが成田、熱海、鎌倉、川越、宇都宮、高崎などの観光地にも1本で。さらに成田エクスプレスや踊り子号などのJR特急も停まったりします。
つまり、関東+静岡の8都県に一発で行ける巨大ターミナルに成長。

このおかげで個人的にも週末の鉄道散歩が捗るというわけで。。。


で、こちらが東急の武蔵小杉駅東側のバスロータリー。

大きくはないですが駅ビルとして東急スクエア、隣接してららテラスのショッピングモールがあります。

駅前のオブジェはかつてあった工場の象徴である歯車が組み込まれていて、また何となく川崎市出身の岡本太郎テイストを感じますね。

東急の駅構内もブレーブスと

フロンターレにジャックされています。

駅ホームにはフロンターレラッピングの自動販売機も。

東急の西側は広場で週末よくイベントが行われていますね。

駅ビル東急スクエアの上はタワーマンション、

そして、その5階、6階は中原図書館、駅直結で、平日なら21:00までやっています。

本当便利です。

時々、川崎市に縁がある藤子F不二雄のこんなイベントも。

ただ、人口に比べて所蔵数は少ないので人気の本は1年以上待たされるのが残念ですね。

その西側にはKosugi 3rd Avenueという小さな商業エリア。自家製酵母を使ったベーカリー&たカフェやオーガニックスーパーのBio c' Bonとか洒落た店が入っている一方、以前ここにあったメガネ屋や中華屋もテナントとして入っています。ちなみに"3rd"の名称は小杉町三丁目からきています。

そして、建物も昔のままというのがイトーヨーカドー。ちょっとほっとする存在です。

次はJR武蔵小杉駅の中へ。有名な話ですが南武線から横須賀線のホームまでは結構離れています。南武線下りホームを降りて東に向かって通路をひたすら歩きます。

さらにひたすら。先に動く歩道が見えます。

動く歩道も長いです。降りた先でもう一本動く歩道があり、それを抜けると

長い通路、マジ長いです。この先、右方向にまた動く歩道があり、それを抜けるとやっとホームへのエスカレーターが見えてきます。慣れていてスタスタ歩いても5、6分はかかります。それでも昔は鹿島田と新川崎の異なる駅間の普通の道を歩いたので、雨に濡れない分だけマシですね。

ちなみに横須賀線のホームに行くと新幹線?

上りホームからは東海道新幹線が見れます。ここから乗れないのが残念ですが、品川駅まで9分、新横浜駅は東急なら10分で行けますので贅沢は言えませんね。なお、横須賀線が武蔵小杉駅に停車するようになった2010年、品川駅まで380円かかったのが160円とかなり安くなりました。JRの料金のルールは駅間の最短経路の距離で計算するので、南武線で川崎駅まで出て東海道線で品川駅に行ってもこの値段です。荷物が大きかったりして、どうしても長く歩きたくないときは時間かかりますがそれもアリですね。

(つづく)

地元民、武蔵小杉は「むさこ」ではなく「こすぎ」

今回の散歩は武蔵小杉駅周辺。

武蔵小杉。昔隣の新丸子駅傍に住んでたことがあり、今も通勤の乗り換えで使っているため非常に馴染みが深いエリアです。というか、あまりにも馴染みが深すぎてブログ記事を書くのを忘れていたエリアですね。

武蔵小杉と言ったら先ずはタワマンでしょうか。

25年以上前は武蔵小杉を代表するビルと言えば武蔵小杉タワープレイス。地上23階高さ100mのマンションではなくオフィスビルですが、昔はこちらが小杉のランドマークでした。今は40階、50階を超えるタワマンも立って、比べるとだいぶ小さく見えますが。

2025年時点で13棟のタワマンが立っているとか。初めて武蔵小杉にタワマンが立ったのは約20年前の2007年。当時はファミリータイプでも5000万円台というのがあり、普通のマンションより高いが少々稼いでいる人なら買えそうな価格。でも、今は一億では全然足りない状況。夫婦二人でガンガン稼ぐパワーカップルでないと全然無理ですね。それでも東京の港区、中央区なんかに比べたら全然お手軽のようですが。。。

このタワマンだけの人口で5,000人は増えたとか。このために新たに公立小学校を建てたりもしてますね。そして、まだタワマンは増え続けており最終的には15棟になるとか。

タワマンが林立するまでたいして有名でなかった武蔵小杉ですが、できてからは省略して「むさこ」とか呼ばれるようになりましたね。個人的には「むさこ」と言えば武蔵小山、二番手に武蔵小金井でしたが、世間の認知度が上がり、むさこ論争で一躍トップに躍り出たようです。ちなみに"MUSACO"という英字表記を使い始めたのは川崎市だそうです。地域ブランド力を上げるための戦略でしたが地元から不評でしたね。地元民はむさこ/MUSACOという表現より小杉ですね

次に武蔵小杉で目を引くのはこちら。

バスケBリーグの川崎ブレイブサンダー、バレーSVリーグのNECレッドロケッツのホーム試合が行われる東急ドレッセとどろきアリーナ

Jリーグ川崎フロンターレのホームUvanceとどろきスタジアムの最寄り駅です。と言っても距離的には武蔵中原駅や新丸子駅のほうが近いですがいずれも15分以上歩くのでバスの発着が多い武蔵小杉駅が事実上の最寄り駅で試合のある週末は混雑しますね。

こちらの巨大ポスターの写真はフロンターレの中村憲剛や三苫らのレジェンド達。あのころはマジ強かった。

駅北口前にはフロンターレデザインの郵便ポストもあります。

マスコットキャラのカブレラに

ふろん太とワルンタも絵が描ています。他のJリーグチームで複数のマスコットがいる場合、だいたい家族か恋人同士というのが多く、似通ったデザインだが、それぞれ個性の違う3体のマスコットがいるのはフロンターレくらいですね。

駅北口そば高架下にはフロンターレの公式カフェ「フロカフェ」があります。

こちらには選手のサイン入りの風呂桶がズラリと並んでいます。ダジャレ全開ですね。ちなみに年一回、川崎市内の銭湯で「おフロんた~れの日」というイベントをやったりしてます。おじさん全開です。

そんなタワマンやプロスポーツのホームとしてのカラーが強い武蔵小杉ですが、元々は小さな駅。北口駅前ロータリーには昔ながらの街中華があったりします。ただ、ここも最近閉店に。まもなく駅直結のペデストリアンデッキを作るなど再開発が始まります。まだまだ大きく変化していく街ですね。

(つづく)

 

 

 

創業者の名前が駅名に? 工場の街、川崎を行く

川崎大師散歩のつづきです。

 

川崎大師駅前の大師道、東海道の川崎宿から川崎大師参拝に行くためのこの道は江戸時代、一生に一度は行きたい伊勢参りの寄り道コースとして賑わったんでしょうね。こちらローカルな道路っぽいですが国道409号線。始点は国道246号線、昔の大山街道と交差する溝の口、そしてアクアラインを通って終点は千葉県の成田山新勝寺の傍までと有名な寺を結ぶ道路だったりするんですね。

この道を西に進むと見えるのは

味の素の川崎工場

川崎大師駅から数分も歩けば隣の鈴木町駅ですが、これは鈴木という地名があったのではなく、味の素の創業者・鈴木三郎助の名前に由来したものです。

駅を降りると味の素工場のゲート。

このときは工場のお祭り「あじ祭り」。残念ながら事前のインターネット予約が必要で中に入れませんでしたが、守衛所の上の

この道を西に進むと見えるのは

味の素の川崎工場

川崎大師駅から数分も歩けば隣の鈴木町駅ですが、これは鈴木という地名があったのではなく、味の素の創業者・鈴木三郎助の名前に由来したものです。

駅を降りると味の素工場のゲート。

このときは工場のお祭り「あじ祭り」。残念ながら事前のインターネット予約が必要で中に入れませんでしたが、外から守衛所の上のマスコット「アジパンダ」や

アジパンダバスを見ることができました。

そして、京急大師線に乗って終点の小島新田駅へ。

駅前と言ってもコンビニが一軒あるくらいで少し淋しいですね。

コンビニの横を見るとブラタモリでも説明してましたが、この先も線路が伸びてた頃の遺構のコンクリの柵がありますね。

さらに東に進むと歩行者用の陸橋があります。

この橋からは無数の鉄道線路が見えます。

この先に見えるのはJR貨物の川崎貨物駅です。

ここから港や臨海地域の工場への引き込み線が分岐しています。

また、列車だけでなく巨大なトレーラーが走っています。

貨物列車好き、はたらくくるま好きには正に聖地ですね。

という感じで川崎散歩の最後は川崎市役所へ。2023年に完成したまだ新しい建物です。

政令指定都市の場合、「区役所」には用があっても「市役所」に行く用事は一般的にないのですが、ここには一般公開されている展望エリアがあります。

25階のガラス張りのスカイデッキ。一見室内のように見えますが天井がオープンになっています。

多摩川に

競馬場

競輪場

アメフトにも使われる富士通スタジアム川崎

役所傍の国道15号線と富士見通りとの交差点にある巨大陸橋も上から見ると、こんなカラーリングしてたんですね。

横浜側を見ると

東京タワーに

スカイツリーも

ゴジラが暴れた武蔵小杉のタワーマンション群も見えますね。

21時までやっているので夜景も楽しめるようです。無料で、、、私の税金が。。。

(おまけ)
今回の土産。
久寿餅(くずもち)は大師前ではなく、表参道にある住吉屋総本店のもの。

黒蜜ときな粉ですが意外とあっさりとしているぺろってイケます。

そして、こちらは

小さなだるま。ちなみに紫のご利益は長寿、健康向上です。50過ぎるととにかく願うのはこのひとつですね。

ディープな川崎を代表する金山神社

川崎大師散歩のつづきです。

 

大師公園の傍にはFMラジオ局「FM大師」があります。主な放送エリアは「川崎区」と超ローカルなラジオ放送局で開局は2024年とかなり新しいです。川崎市全体を網羅する「かわさきFM」が別にあるのですが放送局は中原区武蔵小杉。昔ながらの「川崎」である「川崎区」のプライドとしてラジオ放送局が欲しかったかもしれませんね。

局名は既存のかわさきFMと混同しないように「川崎」という名称を使わず「大師」としたのは面白いですね。何かの宗教っぽい名称で勘違いされる可能性はありそうですが。

そして、京急大師線の東門前駅。実は裏門の西解脱門から訪問した場合は川崎大師駅のほうが近いですが、賑やかな仲見世を通って大山門から行く場合はこちらの東門前駅のが近かったりします。マイナーな分、特に初詣など混雑するときに行く場合はこちらの駅を利用する方が良いみたいですね。

川崎大師駅のほうに戻ると表参道にあるこちらの薬局。

こちらには懐かしのサトちゃんの乗り物(ムーバー)がありますが、サトちゃんの背中に乗るのではなく隣に座るタイプです。

料金は50円。コイン投入口が塞がれていないので現役みたいですが、子供も大きくなったのでさすがに試せませんね。

この近所にはこちらも懐かしの「お口の恋人ロッテ」の看板。東京駅から35分程度なのに地方に来た感じがありますね。

川崎大師駅から南西方向に進むと徒歩2分くらいのところにある若宮八幡宮。

創建年は不明ですが400年以上前からある由緒ある神社です。

こちらの境内には大師河原酒合戦の350年記念碑なるものがあります。1649年、この地域の開拓事業成功を祝し、酒飲みの強さを競う酒合戦が三日三晩行われたそうです。今も10月第3日曜に水鳥祭(水はさんずい、鳥は酉、つまり酒の祭り)で酒合戦が行われるそうです。マイナーな神社ですが尖った面白いイベントですね。

そして、この敷地には小さいが一部の人たちに有名な神社があります。

名前は金山神社、人々からは親しみをこめて「かなまら様」と呼ばれています。

「かな」は金(属)、「まら」は、、、つまり「鍛冶と性の神」です。かなやま(金山)の音が単に似ているからと言うことで「かなまら様」になったそうですが。

鍛冶ということで鎌と刀と鈎?差し金?のシンボル。

そして、旗には、、、ですね。

しめ縄が付けられ、祀られた立派な「もの」もあります。こちらは金属製ですが、4月に行われる「かなまら祭り」では木製のものが神輿として担がれます。なぜか外国人の人気の祭りで2016年3万人の来場者のうち6割が外国人だったとか。祭りではこの形状の飴が売られたりとか、かなり攻めてますね(Wikipedia参照)。なお、この横には鍛冶屋が使う金床もひっそりと置いてありますね。

ご利益は鍛冶職人や金属・金物を扱う商人の商売繁盛のほか、夫婦和合・性病快癒そして子授け。絵馬はこんなかわいいデザインや

元気な子供の代表であり、子供のいない夫婦が天から授かるという意味で桃太郎のデザインのものも。

でも、やっぱりこのデザインが一番ご利益ありそうですね。

本当、川崎はディープシティです。

(つづく)

異国情緒を感じる川崎大師、大師公園

川崎大師散歩のつづきです。

 

川崎大師境内にある「つるの池」。タンチョウは現在北海道でしか見れないが、江戸時代は関東地方にも飛来してたみたいです。タンチョウ以外にもマナヅルやナベヅルなども飛来していて鶴は身近な鳥だったようですね。今はこんな名称が残っているくらいですが。

池の真ん中には災難を除き、幸福を招くといわれる朱色に塗らた「やすらぎの橋」が架かっています。この橋と五重塔をバックにひらまくんと写真が撮れるスポットになっています。

橋を渡ると

黄金の降魔成道釈迦如来像が鎮座しています。

その隣には日本百観音霊場(西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音各霊場)の観世音菩薩像(レリーフ)があります。このレリーフを触れながら歩くことで百か所分のご利益があるとか。

その裏には薬師瑠璃光如来尊像が祀られた薬師堂があります。それにしても、先ほどの釈迦如来像もそうですがインド? どこかエキゾチックなデザインですね。

また境内から少し北に離れた自動車交通安全祈祷専用の建物も同様のデザインです。

このそばには首都高K1とK6の出口があり、高速を降りてこの建物を見ると「えっ、ここはどこ?」と一瞬思ってしまいますね。

川崎大師の南東には大師公園があります。

遊具が充実していて駐車場もあるので、子供が小さいころよく訪問していましたね。

大師公園は遊具以外に野球場やテニスコートがある川崎市運営の公園ですが、注目ポイントはこちらの瀋秀園。1987年、川崎市の姉妹都市中国の瀋陽市と提携5周年を記念して造られた中国式庭園だそうです。

この雰囲気、確かに中華ですね。無料というか、子供たちの普段使いの公園で、この庭園はかなり気合入ってますね。

ここは中華系コスプレ撮影場所としてかなり有名らしいです。メジャーなアニメでしたら薬屋のひとりごとやキングダム、アニメ以外にも漫画、小説、ゲームなどに個性の強い人気のある中華系のキャラは多数いるのでコスプレ撮影需要はかなりあるようです。

池の傍の建物での撮影だけでなく、ちょっと小高いところのこちらの建物でも撮影したり、

ここから望遠で撮るマニアもいるそうです。以前は自由に撮影できたので訪問すると誰かしら撮影していたのですが、なんらかのトラブルが頻発したのかここ最近は市役所の撮影許可が必要だそうです。それでも個人利用目的ならば1グループ、1日使用で1,010円とかなりリーズナブルなようです。

ここ大師公園と川崎大師は直接関係ないですが、韓国風の経蔵、インド風の薬師堂そしてこの中華庭園とアジア異国情緒あると言うか、ちょっと変わった空間でしたね。

(つづく)

懐かしい大横綱 北の湖!川崎大師

川崎大師散歩のつづきです。

 

川崎大師の境内にはいろんな石碑や銅像が立っています。

 

橘樹郡(川崎、横浜市の一部)出身者の日清戦争戦没者を祀る招魂碑。日露戦争の忠魂碑や太平洋戦争の慰霊碑はよくあるが日清戦争のものは珍しいらしいです。(招魂碑はこれとは別にあるみたいですが)

東京消防組によって建てられた江戸消防記念碑。江戸時代の火消しが名前を残すために建てた碑だそうです。

そういえば大本堂内の大提灯の横には江戸消防記念会が寄進した長提灯がありました。

江戸(東京)だけでなく神奈川消防組もありますね。厄除け祈願の寺として有名な川崎大師は炎からも体を守ってくれるということで火消しの時代から深く信仰する人が多かったんでしょうね。

こちらは種梨遺功碑、長十郎梨の種を発見した当麻辰次郎の功績を讃えた碑です。実はここ川崎、特に多摩川沿いは梨の産地だったりするんですよね。ただ、今は住宅地が増え畑は減り、現地直売所では買えますがそれほど流通していなくて、お店では見かけないので地元以外で有名ではないですが。

こちらは「まり塚」。曲芸に使われた「まり」を供養する塚だそうです。

さらにこちらは茶道でお茶を点てるときに使う「茶筅(ちゃせん)」を供養する「茶筅塚」。こんなものまで供養塚があるとは。ある意味、川崎大師は火消し、芸能、茶道等いろんな団体からの信仰を集めていたことがわかりますね。

また、川崎大師ゆかりの著名人の銅像もあります。

こちらは「丘を越えて」「東京ラプソディ」「無法松の一生」などで戦前戦後に活躍した、NHK朝ドラの「エール」のモデルにもなった作曲家古賀政男。弘法大師の熱心な信者であった古賀政男は川崎大師賛歌を作曲奉納したそうです。

そして、こちらは通算24回優勝という偉業を残した昭和の大横綱北の湖ですね。ここ川崎大師の檀家であり、毎年年始に必勝祈願してたそうだ。個人的には先代の貴ノ花のファンだったので最強の北の湖が憎らしかったですね。でも、本当強かった。

また、著名な俳人の句碑も多く設置されています。こちらは正岡子規で

こちらは松尾芭蕉。これ以外にも高浜虚子などいくつかの句碑があるようです。昔から人気スポットであったこの寺に来ると一句詠みたくなるんでしょうね。

こちらは1984年に落慶した八角五重塔。青空に映える朱色がいいですね。

祈りと平和の像との共演も良いです。

ただ、土台も含む全体の写真を撮ろうとすると露店が入ってしまうのが残念。

訪問した日は菊花展開催中でさらに七五三参拝の時期だったので、露店がでるのは仕方ないかと思ったのですが、

毎月8日、20日、21日、28日は縁日で節分や7月の風鈴市の大きなイベントのほか、1か月あたり5~10件の行事が行われているようなので、毎日でないかもしれませんが露店が出ているみたいですね。

初詣の大混雑は避けたいが、ちょっと混雑している方が賑わっていていいですね。

(つづく)