2021年、令和三年が明けました。
昨年は未曾有の1年でしたが、今年は完全に戻ることは難しいかもしれないけれど、今までのように自由に旅行できるような年になって欲しいですね。
年始1回目は五條天神社の記事の続編。再び、上野からです。
上野と言うと、動物園、美術館、博物館、公園、西郷隆盛の像など見どころが多数ありますが、寛永寺は今まで訪問したことがなかったので、寛永寺を観ることにしました。
寛永寺は江戸城の鬼門(北東)となる上野の地に天海大僧正によって建立されました。徳川歴代将軍6名のお墓があり、芝の増上寺と並び徳川家との非常に強い繋がりを持ったお寺です。
寛永寺と一言で言っても各建物は上野の山の各地に散在しています。
先ず、目についたのはコレ。
上野に大仏? あまり有名ではないが、、、と思い行ってみると、
変わった形のお堂に「薬師如来」と書いてあるが、、、これではない。
しかし、左に振り向くとありました。
顔だけですが、全身を想像れすれば「大仏」です。
さらに絵馬は上野大仏をデザイン。
色といい、かなり目を引くデザインですね。
ある意味、なんらかの力を持っていて、ご利益ありそう。
時鐘堂。時を告げる鐘。現在は6:00,12:00,18:00に鳴るそうです。
松尾芭蕉もここで一句。「花の雲 鐘は上野か 浅草か」
掲示板にあった疾病退散、家内安穏を願う呪符?
次に訪ねたのは清水観音堂。
朱色の建物と紅葉の競演。
次に向かったのが辯天堂。この写真だとわかりにくいですが、、、
不忍池の中の出島にあります。今は池の蓮は枯れていて、こんな景色が見れます。
手水舎は竜です。
本堂の前には、宇賀神王さまが祀られています。
これが宇賀神王さま。
とぐろを巻いた蛇に人の頭という、何とも言い難いお姿ですが、金運に強いとか。
後ろから見ると、こんな風になっています。
辯天(弁天)様をお参りした後は、
横の大黒様もお参りします。2021年は良い年になりますように。