先日の上野散歩の続き。
次に向かったのは上野東照宮。ここは東叡山寛永寺の施設ではないが、東照宮(家康を祀る神社)なので徳川繋がりです。
12月半ばですがまだ紅葉が残っています。
石灯籠が並ぶ道を抜けると、
柵越しに見える五重塔。旧寛永寺のものですがここは動物園の敷地内になります。
鐘があるかと思ったら、
巨大な鈴でした。珍しいですね。
銅でできた灯籠も珍しいです。こちらは50基ほどあるそうですが、諸国の大名が寄進したものとか。大名行列だけでなく、これにも金を出させて諸藩が力をつけないようにコントロールしてたんですね。
東照宮本殿です。
江戸時代の人は見ただけでご利益を感じたかも。
次は開山堂(両大師)です。
ボケ封じではなく、ぼけ(認知症)封じのご利益があるとか。
徳川家康、秀忠、家光と三代に渡って仕えて、100歳を超える長生きだったといわれる天海を祀っているので、確かにご利益ありそう。
ここは両大師の裏門みたいな感じですが、
谷中にあったあの作家の幸田露伴旧宅から移築したものだと。
意外なものがありますね。
これは徳川歴代将軍御霊廟を守る常憲院殿勅額門。(残念ながら非公開です)
そして、そしてやっと根本中堂に到着しました。
この勅額は東山天皇が書いた「瑠璃殿」だそうです。
それにしても本殿なのに鶯谷駅の方が近いくらいの、上野駅周辺の賑やかな所からだいぶ離れたところにあります。
この後、近くのセブンイレブンに寄ったら、なぜか花を売っています。。。
実はもう少し歩くと谷中霊園。先ほどの花はお墓に上げる花でした。
だいぶ歩きましたね。
蓮の花咲く不忍池に五重塔に上野大仏の寛永寺。さらに東照宮まであった上野は動物園とかができる前から庶民のテーマパークのようなスポットだったかもしれませんね。