前回の両国散歩の続きです。
3、4階部分が吹き抜けになっていて、駅から歩いていくと3階のチケットブースが見えます。チケットを買ったら長いエスカレータで6階に向かいます。
5ー6階が常設展示フロア。広大な屋内に橋、石垣、建物があります。
こちらは日本橋の北側半分を再現したもの。
幅8m、全長15mと屋内にある橋としてはかなり巨大ですね。
5階から橋を見るとこんな感じです。
橋を渡ると江戸ゾーン。江戸城本丸と周辺の御殿を再現した模型です。
こちらは越前福井藩主・松平伊予守忠昌の屋敷を再現した模型。
その後ろに見えるのは、
江戸図屏風(レプリカ)です。江戸の町が賑わっていた様子がわかります。
東京、江戸の町を造った正に神ですね。
こちらは蒔絵が施された女性用の籠です。
今で言うとリンカーンなどの超高級車にあたるのか。
こちらは乗車?体験できる籠です。
実際に座ってみましたが思ったより狭くはないです。
それにしても、二人で担いで移動と考えると担ぎ手は本当タフな職業だとここに座ると実感できますね。
5階フロアに降りると実寸大で町の様子を再現していました。
ここは寺子屋。
こちらは何をしているかと言うと、
お産を再現したものでした。
こちらは家の外の様子を再現。右側は井戸、左側は稲荷神社です。
井戸は木製で、つるべ落としはなく竹竿の先についた桶で水を汲んでいたんですね。
こちらはトイレ(雪隠=せっちん)です。隠れているのは下だけで落ち着かないな。。。
商家の模型。よくできていますね。
こちらは駿河町の三井越後屋の模型。駿河町とは日本橋室町一丁目のあたりで、ここは後に三越日本橋本店の前身にあたりますね。よく見ると暖簾は古い三越のマークです。
こちらは力士や歌舞伎役者などの錦絵を扱っている店。今ならば、スポーツ選手やアイドルのポスターや写真集を売っているショップという感じでしょうか?
神田祭りの山車を原寸大で復元。
両国橋付近の模型。歌舞伎芝居を見せる見世物小屋から寿司、天ぷら、うなぎなどの屋台まで総勢1,500名の人形で当時の賑わいを再現しているとのこと。
こちらは実寸大の芝居小屋中村座。
江戸歌舞伎の代表的な演目「助六」をモチーフに再現しているとか。
こちらは2代目市川團十郎
それにしてもどれも良くできています。
(つづく)