未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

こんな淋しい東京国際空港は二度とないかも 羽田空港第三ターミナル

羽田空港散歩のつづき。

 

次はこちら羽田空港第三ターミナルです。

羽田空港の正式名称は東京国際空港

しかし、戦後の開港当初は日本を代表する国際空港でしたが、便数が増えたため、昭和の後期から平成前半まで一部のチャーター便などを除き羽田空港は国内便だけで国際便は成田空港に移管しました。しかし、1998年に暫定国際線旅客ターミナルビルが完成し、徐々に国際便が増えていきました。ただ、その頃のビルは仮施設で駅ビルのない地方都市の駅という感じでした。

そして、2010年に現在のターミナルビルが完成。立派な国際空港に返り咲きました。

さらに、2020年に第二ターミナルでも海外便を扱うようになることから、第三ターミナルに改名しました。

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出発ロビーより上の4階、5階には和テイストを前面に出しているレストランやお土産のショップが揃っています。こちらは「おーいお茶」で有名な伊藤園のカフェ「茶寮伊藤園」 赤い毛氈に赤い唐傘の外国人が喜びそうな席になっています。

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こちらも提灯に暖簾という「ザ・日本」という感じですが、このとき(2021年10月)、海外からの入国者はほとんどなく多くの店が閉まっていました。

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以前、記事にも書いた両国の江戸東京博物館にも日本橋がありましたが、ここにも日本橋が再現されていました。本家の日本橋が高速道路の高架に囲まれた野暮な感じになっている分、再現して見たくなるんでしょうか? しかし、1兆円かけて2040年までに日本橋の空を取り戻すというプロジェクトはちょっとドン引きですが。

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この日本橋から眼下に出発ロビーを眺めることができますが、僅かなカウンターを除き閉まっていて、ほとんど人がいない状態。

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こんな淋しい風景を見ることはこれが最後になることを祈らずにはいられません。

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第三ターミナルも5階に室内の展望スペースがありますが人はいません。

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外のテラスに僅かにいるくらいですね。

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驚安の殿堂ドン・キホーテ羽田空港版「SORADONKI」も閉まっていますね。

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再び4階エリアに戻ると神社でもないのにこんなに絵馬が。

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横には絵馬の自動販売機があり、ここで購入できます。

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また第二ターミナルの方ですがおみくじの自動販売機も。

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しかも、日本のアニメの萌え要素を加味した萌神社のギミック付き。

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これ以外にも余った日本円をここで使ってくださいという意図が透けて見える各種自動販売機が揃っています。

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このあたりも手荷物に入れても邪魔にならない大きさなのがポイントですね。

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人がいなく節電で灯りを最小限にしていると思われるが、ちょっと怖いものになっていますね。

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本当、早く元の賑わいを取り戻してほしいですね。