未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

東京の京橋ってちょっとマイナーだけど安く楽しめるスポット?

今回の散歩は東京メトロ銀座線の京橋駅

 

京橋と言うと大阪のイメージが強く、個人的に20代で初めて知った時は東京にもあったんだという感じでしたね。

駅の上に立っているビルは東京スクエアガーデンブリヂストンちびまる子ちゃんの提供で知る人ぞ知るミツウロコ持ち株会社の本社が入ってますが、下の階には飲食系を中心に十数店のテナントが入っています。20年以上前に来た時、このあたりはオフィスビル以外に店らしいものは僅かだったのですがビジネスマンが多いですから小さい駅でも需要は大いにあったんでしょうね。

駅から国道15号線を南に徒歩1分くらいのところにあるのがこれ。

大正時代につくられた「京橋」の欄干です。

街道の起点、つまり江戸の中心となっている日本橋から東海道で京都に向かう時に最初に渡る橋だから「京橋」だそうです。ちなみに当時京橋の下を流れる川は「京橋川」ですが橋の名称が川の名称の由来になるのは面白いですね。

こちらは明治時代につくられたときのものです。

この傍には江戸歌舞伎発祥の地の記念碑があります。歌舞伎は1642年この地で興行を始めた中村座が始まりだそうです。今はこのさらに南へ行った東銀座の歌舞伎座が有名ですが江戸初期のころ銀座は埋め立てが進む前の湿地帯で、街としてはこの辺りが境だったのかもしれませんね。

そしてここにはポリスミュージアム(警察博物館)があります。

入り口前には展示物としてパトカーがドーンと鎮座しています。

館内には各種乗り物、警察手帳、制服、バッジから捜査の道具まで警察に関連するあらゆるものが展示されています。

こちらは昔の警視庁のヘリコプターですがドアがない上にカバーも透明って乗ったら結構怖そうですね。視認性や機動力を考えたらこれが良いのでしょうが。

こちらのサイドカーは昔のパトカーに相当するんでしょうね。警察のカラーと言うと白と黒のイメージで赤は消防のイメージですが昔は違っていたのかな?

そういえば信号も警察の管轄となりますね。こちらの大きなカバーが付いているタイプは最近かなり減ったのでちょっと懐かしく感じますね。

このレスキュー部隊、背景写真パネルとの組み合わせが結構自然だったりする。

日本が世界に誇る交番も展示しています。この交番の存在により、諸外国と比べると警察官は親しみやすい存在という認識する人が多く、日本の治安向上に一役買っているようです。道に迷ったとき行き先を気軽に聞ける警察って確かに類を見ないかも。

刑事ドラマでお馴染みの立入禁止テープや標識も展示してあったります。存在は知っているけど近くで見る機会が滅多にないモノが見れるとテンション上がりますね。

また、こちらでは当日申し込むと制服を着て白バイに跨った写真が撮れるそうです。子供限定ですが。。。
これで無料で楽しめる施設って意外と穴場スポットですね。

再び京橋駅前に。こちらは第一生命保険の最初の本社ビル、第一相互館の流れを引き継ぎ、2012年に竣工した相互館110タワー

第一相互館のデザイナーは日本銀行本店や東京駅を設計した辰野金吾。確かに今のビルにもその面影が残っていますね。

(明治大正建築写真聚覧(日本建築学デジタルアーカイブス内)より。, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由)

そこから鍛冶橋通り東に少し行ったところにあるのが国立映画アーカイブ。映画の保存と関連する歴史や機材などを紹介する博物館であり、図書館であり、上映館であったりします。

上映観賞は一人520円と格安です。この時の映画は昭和後期の映画が特集されていましたが中には大人向けのものも。当時新人の田中美佐子主演のダイヤモンドは傷つかないとか。。。文化歴史的に意味があるということであればいいんでしょうね。

おまけ:こちらはポリスミュージアムのお土産のピーポ君ボールペンです。

これを見るだけでなんか免許の書き替えを思い出します。

(つづく)