自分は転職したばかりだからまだ1年目だが、年功序列についてちょっと考えてみた。
最近、既にいろんなニュースやコラムなどで年功序列をやめたとか、年功序列は制度としてオワコンで成果主義へ、そして職能給より職務給(能力や在籍年数よりも実際の成果に応じた給料)の時代になると言われてます。
また、この動きに対し、若い世代を中心にそれを支持する声を聞きますが、本当にこの流れで良いのか少し考えてみました。
バリバリ働いていて、成果を上げているが給料が安い20代、30代の人たちは、もし職務給になれば、働いた分だけ即評価されるのでグーンと給料がアップするのに対し、あまり残業もせず、のほほんとしている50代のオジサンたちはそこそこの給料になるというのは至極、真っ当ですね。
一方、新人や就活生たちにとってはどうだろう。
年功序列は会社に長くいるメリットがあるから、定着率が高い。だから、若手に教育の投資をしても回収率が高いというわけだが、成果主義ではその反対となる。
つまり、会社側は新人教育する費用を、スキルの高い中途を採用してそちらの給料アップの原資に使った方が良い人材が集められるというわけだ。
となると、学生時代から起業したり、スマホアプリを開発するような一部の人たちを除き、新人や就活生は金を出してスクールに通ってキャリアスキルを身に付ける必要が出てくるかも。大学を卒業するのにもお金がかかるのに、さらにその後も金をかけないと良い職には就けないとなるのは、あまり良いことではないのでは?
実際、欧米では若者の失業率が高いのは、これが原因と言われている。
とは言っても、スキルを評価できる体制がすぐに構築されるわけではないので、あと2、3年は今まで大きく変わらないかもしれないが、今10代の人たちは、その時代に向けて準備をした方が良いかもしれませんね。
今週のお題「もう一度見たいドラマ」
ドラマの古いほうのニキータ(ペータ・ウィルソン主演)を見てみたいですね。
暗殺任務に葛藤がありつつも遂行してしまう、エリア88を少し彷彿させる設定が好きでした。
映画ミッション:インポッシブル3に出演していたマギーQ主演の2010年に作られたニキータもありますが、身のこなしが良すぎて暗殺のプロっぽいため、葛藤が嘘くさく見えるのが残念でした。
ちなみに、妻は顎割れのマイケルがお気に入りのようだったです。