未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

父の大人買いで知った駄菓子屋の闇

今週のお題「お父さん」

 

今の会社は水曜日は定時退社日ですが、昔、父も水曜は定時退社日でした。

 

ちょうど今頃の季節は日が長いので、17:30には夕食を済ませて、父と一緒に近所の川に釣りに行きました。

 

ターゲットはウグイ、オイカワ、アブラハヤ。

魚肉ソーセージをエサ。ときどき、自分のおやつにもしてました。

 

釣っても特に家に持ち帰るわけではなく、逃がして、数だけカウントしてました。

40年以上も前の話ですが、スポーツフィッシング(?)的な遊び方だったですね。

 

あまり釣れない日は早々に引き上げ、19:00までやっている駄菓子屋でUFOチョコフィリックスの10円ガムとか買ってもらうのが楽しみでした。

 

ある日、その駄菓子屋に行ったとき、30円のおもちゃのくじの残りが10数枚でした。まだ、一等の小型ライフルや三等のミニカーも残っていました。これならば当たるかもと、その日は駄菓子ではなく、クジを3枚めくりましたが全て30番以降のハズレ。

 

すると、父親が全部買おうと言って千円札を店のおばちゃんにさっと渡し大人買い

そのおばちゃんが顔を上げる前に、全てのクジをめくりましたが最高で15等。

 

なんと、最初から1等や3等のアタリクジは無かったのです。

その後、父親はおばちゃんに抗議して三等のミニカーをゲットしました。

個人的には一等の小型ライフルが欲しかったのですが、大人の事情でそれだけは勘弁をということで、三等で手を打ったようです。

 

小学校3年くらいで知った社会の闇でした。

 

それ以降、親子ともどもこの手のクジは買わなくなりましたが、父親の方は宝くじだけは買っています。確かにアタリはあるだろうけど、、、、妻は、正月にその宝くじを100枚もらって帰り、末等で3,000円の小遣いになるのが楽しみなようなので、それはそれで良いかと考えています。

 

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