前回の家族で修学旅行part4の続き。
こちらは東京で言ったら渋谷駅前のスクランブル交差点と同じくらい有名な「戎橋」
昼間なのでネオンは光っていませんが本家本元のグリコ看板前の橋です。通称、ひっかけ橋とも呼ばれ、夜はあちらこちらでナンパをしているシーンが見れるとか。難波駅の近くのナンパ、オジサンギャグがつい浮かんでしまいますが。
夜ほどではないですが、平日昼間のしかも雨にも関わらず多くの人がここに集まって、記念写真を撮っていましたね。
この先の心斎橋筋はアーケードの商店街なので雨でも来やすい所ではありますが。ちなみにこの辺り、東西に走る道路は「〇〇通」、南北に走る道路は「〇〇筋」と言います。
戎橋から少し見える西隣の橋の道路は「御堂筋」です。今は御堂筋と言うと漫画「弱虫ペダル」を思い出すくらいですが、60代以上だと欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)の名曲「雨の御堂筋」を思い出す人が多いでしょうね。我が家にはシングルレコードがあり叔父が何度も聞いていたのでこちらを思い出します。この日は正に雨の御堂筋でしたね。
そして、1985年、阪神タイガース優勝の時、こちらの道頓堀にケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース人形が落とされた現場でもあります。また、こちら、東側は有名なドン・キホーテの観覧車も見れますね。
次の目的地へは一駅ですが雨が強かったので地下鉄で移動、恵比須町駅で下車。東京だとえびすは「恵比寿」ですが、大阪だとこちらの「恵比須」ですね。オリジナルは大阪側の感じらしいですが関東に伝わった時、縁起の良い「寿」に変わったそうです。
その他、大阪と東京の違いと言えば「日本橋」を「にっぽんばし」と「にほんばし」というのもありますね。
ちなみに堺筋線の終点「天下茶屋」の読み方は「てんがちゃや」。難しいですね。
こちらの通りにはレトロゲーム機が置いてある老舗ゲームセンター「ザリガニ」があります。
ストリートファイターII' スト2は個人的にはスーファミではハマっていたがゲーセンではあまりやらなかったですね。
ハング・オン、奥にあるスペースハリアーに続く動く筐体シリーズの第三弾。
自動車レースゲームだが、マシンはレースマシンではなくフェラーリのテスタロッサをモチーフにしていて、走る場所もサーキットではなくアメリカ西海岸っぽい風景が広がる一般道。スタート時に音楽が選べるのも特徴でどの曲も秀逸。勉強するときのBGMとしてよく聞いてました。
こちらのギアガチャ(裏技)という言葉も懐かしい。
そしてこれは戦闘機ゲームのアフターバーナー。これも良く遊びましたね。
おそらく家族旅行でなかったら2時間はここで過ごせますね。
そして通天閣の真下へ。
通天閣の真下には王将のモニュメント。堺出身の名棋士坂田三吉にちなんだもので、坂田は若いころ、この新世界と呼ばれるエリアで腕を磨いていたそうで、それにちなんでこの記念碑が建っているとのこと。昭和の映画「王将」は坂田をモデルにしており、そのときの村田英雄の「吹けば飛ぶような将棋の駒に」で始まる主題歌「王将」は大ヒットしたそうです。演歌好きの実家ではこの曲も散々聞きましたね。
今回は雨が強くて見通しが悪く、20年近い前ですが行ったこともあるので展望台はパス。その代わり、真下から見るとこんな絵が描かれていることに初めて気が付きました。
展望台にいかなかったので有名なビリケンさんは拝めなかったのですが、新世界の街にはレプリカのビリケンが溢れていました。
いっとくの総本店のビリケンはさらにパワーアップ。
この新世界、ビリケン以外にもド派手なデザインの店が軒を連ねています。
そして何故かキン肉マンのロビンマスクのマンホール蓋。どうやら原作者の「ゆでたまご」の二人は大阪出身。その縁でキン肉マンのキャラクターのマンホール蓋設置となったようです。
通天閣に新世界。道頓堀周辺とは異なりますがザ・大阪って感じがします。それにしてももう少し天気が良ければ、ゆっくりと歩き回るのだが今回は残念でしたね。
(つづく)