前回の家族で修学旅行part3の続き。
京都からJRと地下鉄で移動、なんば駅で下車。旅行2日目のメインである大阪に来ました。こちらは駅地下「なんばウォーク」の広場にあるクジラパークのオブジェです。
大阪というか心斎橋付近は昔の会社の外部発注先があった関係で何度か足を運んだちょっと懐かしい土地ですね。
なんば駅から徒歩3分のところにあるのが法善寺です。正式には浄土宗天龍山法善寺、1637年に専念法師が京都宇治にあったこの寺を移転したのが始まりです。専念法師は、人々の供養のために千日間にもおよぶ念仏回向を勤めたことでも有名で、後にこのあたりは「千日前」と呼ばれようになったそうです。
こちらが有名な法善寺の「水掛不動」
こちらが水掛不動様。お参りの時に水をかけるのが慣わしで、全身が苔で覆われています。2022年2月に顔の苔が落とされるという事件がありましたが、現在は元通りになってましたね。
水は足元にあるバケツを使いますが、空になるとこちらの井戸で補給します。
ちなみにお参りはしたがこの日は雨だったので水は掛けませんでした。
絵馬はこんな感じです。
こちらは隣接する金毘羅堂。金毘羅(こんぴら)と言えば海に関連する神だが、この辺りは昔海辺の港町だったとか。難波の地名はその名の通り海が荒れるので有名だったそうで、そんな海の安全を祈るための神社だったそうです。
水掛不動の隣に夫婦善哉のお店があります。元は善哉(おしるこ)屋。昭和の大戦がはじまる少し前に発表された織田作之助の小説「夫婦善哉」のモデルになった店です。今も善哉は売っていますが残念ながら店内での飲食はできず持ち帰りのみです。
こちらはすぐそばの小さな通り、法善寺横丁。古き良き時代の大阪を感じる場所だそうです。
また、水掛不動の傍にはこんな看板を小さな美術館も。
この周辺は立体看板が多い街でもあります。こちらは道頓堀名物の金龍ラーメン。
東京近辺にも出店しているたこ焼きの「道頓堀くくる」ですが派手な立体看板ですね。いずれもこの写真は有名な本店のものではないですが。
こちらは表現がリアルなたこ焼き十八番。
串カツ「いっとく」もリアルな串カツ。
づぼらやのふぐの巨大提灯看板は数年前に店をたたんでしまったのでなくなってます。吊り下げに使っていた金具が淋しく残っていますね。
かに道楽。
なんかこれを見ただけで大阪に来たという感じがしますね。
そして、グリコ看板!!!
と言ってもこちらは有名なネオンのグリコ看板ではなく「ぐりこ・や」にあるレプリカです。しかし、記念写真を撮るにはちょうどいい大きさです。
カールおじさんも立体看板。
今や関東では手に入らないカール。あちこちのドラッグストアで売っていたので購入。歯の裏にくっつく感触を久々に味わいました。
この日のお昼は法善寺横丁の「大たこ」さん。
大きなエビの入った海鮮の焼きそばと
たこ焼きは今回スルー。粉もんは腹にたまるからな。。。
(つづく)