偶然、最近見かけた2つのWEB記事で「ブラインドオーディション」のエピソードが用いられていた。
いまだ強固な米ビジネス界の「ガラスの天井」を打ち破るには
元ライフネット出口氏「日本の未来は、めちゃ明るい」 歴史オタクが現代人に説く、日本楽観論
「ブラインドオーディション」のエピソードを簡単に説明すると、
昔、ある楽団で新しく入るメンバーが白人の若い男性が多いことに気づき、
カーテンで姿を見えなくして、演奏だけでオーディションをしたら、
有色人種、女性、高齢者のメンバーが増えたという話だ。
そして、楽団のレベルが格段に上がったという。
また、2番目の記事では、Googleでは人事部のデータから国籍・年齢・性別・顔写真も全部捨てたと
いうトピックも書いてあった。
たとえ、差別を一切しないと心掛けている人でも、見た目で何らかのバイアスが働くかもしれない。
そう考えると、「ブラインドオーディション」のメソッドは、個人の努力ではなく、
仕組みで差別問題を解決できるという点で非常に素晴らしいですね。
自分の勤務先はIT系で、例に漏れず「男性社員」が多い会社ですが、
もし、この方法で募集したら「女性社員」が増えるかも!
しかし、そもそも応募する人が「男」ばかりだと意味はないか。。。