2021年の妄想ブログ:
以前、中国上海でゴミの分別が厳しくなった時、分別ルールがわかりにくいという話題がニュースになっていた。その中でキーワード検索やカメラのAI認識で分別判定するスマホアプリも紹介されていた。
確かに「リサイクルごみ」「有害なごみ」「湿ったごみ」「乾いたごみ」といわれても、よくわかりませんね。
そして、最近話題になっているのが「スマートダストボックス」
3セクションに分かれた蓋つきゴミ箱で、上部の液晶モニター横にあるカメラに捨てたいゴミを見せると、その物体名と分別判定結果がモニターに表示され、同時に該当するセクションの蓋が自動で開くというものだ。
このゴミ箱は事前準備として専用アプリでいくつかの設定が必要で、先ず、郵便番号を入力。次に、3つのセクションごとに分別種別をセットします。(例えば、可燃ごみ、プラスチックごみ、ペットポトル等)なお、このときの表示される種別の選択肢は、自分の市区町村の分別基準に合わせたものになっているそうです。
もし、ここでセットしていない3つの種別以外のゴミと判定した場合、蓋は開かず、分別判定結果のみ表示されます。
また、ゴミの日の朝は設定した時刻になると、音楽とメッセージが流れるという便利な機能もついています。
ちなみに値段は税抜き29,800円とかなり高価なゴミ箱です。ちょっと高級感もあり、デザインも悪くないのですが、気軽には手が出せませんね。。。
なお、このスマートダストボックスの社内開発コードは"Kerberos"=冥府へ入り口の門番ケルベロスだったそうです。エンジニアたちの「不適切な"もの"は通さない」という強い意志を感じますね。