2021年の妄想ブログ:
某国の某市で、個人認識タグがついたゴミ袋の使用が義務付けられたというニュースがやっていた。
この市はゴミ出しのマナーが悪い一部住民が問題視されていて、パトロールなどの対策を行っていたが、費用面で厳しいということで、新たに実行されたのがタグ付きのゴミ袋による対策だ。
各地点のゴミ収集ボックスは、決められたエリアの住民のタグが付いたゴミ袋を近づけると開くようになっていて、普通のゴミ袋や他のエリアの住民のゴミ袋を受け付けないようになっているのだ。また、分別をしない等の悪質なゴミ出しをする住民はこのタグから特定できるようになっていて、抑止効果によるマナー向上を狙っているそうだ。
このゴミ袋は日本円で5円くらいで、もちろん住民が負担。役所やスーパー、コンビニ等で、ID(日本のマイナンバー相当)を見せれば購入可能だ。また、有料ゴミ袋ということで、使用回数を減らそうとするので、ゴミを出す量の抑制にも繋がっているようだ。
それで効果のほうだが、マナーについてはかなり改善されたらしく、役所へのクレームは前年同月比で20%以下となったそうだ。
一方、郊外のエリアに不法投棄するケースが増えたそうだが、そこには住民が住んでおらずクレーム増加には繋がってないので、問題ないと役所の見解。それはちょっと無責任な感じだが、全体としては住環境が改善効果はありそうなので、今後この動きは世界に広まっていくかもしれませんね。