昭和60年ころ、キーボードの高速入力をアシストする周辺機器として、足踏みのシフトボタンが売られていた。
マイコン雑誌の広告ページの通販か、秋葉原に行かないと手に入らないマイナーなモノではあったが、コンピュータ仲間の間ではちょっと話題になっていた。
以前の記事で書いたが、昔はアセンブラプログラムが16進数の数字の羅列で雑誌に掲載されていた。
高速で大量にキー入力するとなると、テンキーが便利なのだが、16進数なので0から9の数字以外にAからFのアルファベットも必要となる。そこで、当時の一部パソコンのテンキーではシフトか何かを押すと、AからFを入力することができた。
そこで、この入力で足踏みシフトを使うと、フリーになった左手でプログラムの印刷面の入力箇所を「なぞり」ながら、キー入力できるというメリットがあった。
そんなアセンブラプログラムを入力することがなくなった現在では、さすがに消えたかなと思ったら、マウス操作用ですが、売られているようですね。
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どうやら、現在だとExcelの高速入力に役立っているようです。