主語が「日本人」と大きいですが、この記事のように「恥かいて質問する」ことを嫌う人は多いと思います。
そうは思いたくないが、少なくとも昔は客観的に見ると自分もその中の一人でしたね。質問したくても変な質問かなと思うと躊躇してたし、逆にそれほど興味はないが「できる人」と思われそうな質問を見つけて質問しようと努力したこともありました。
この記事をざっくり要約すると、質問をすることは「もっと変化の様子を知りたい」「知って経営に役立てたい」という純粋な動機であり、それが自分や自分の手掛けている事業の成長、成功に繋がると言っている。
それにしても、どうして日本人は質問をすることを嫌うのか?
個人的な見解ですが、みんな知っていることを知らなかったとき同調性を重要視する民族性により馬鹿にされる、そしてマウンティングされることを恐れているのでは?と思っています。
一方、これがいろんな地域の人たちが集まって、違う考えを持つのが当たり前、常識が人によって違うことが当たり前と思っている諸外国(多くは島国の日本とは違う大陸内の国々)では、このような考えはないのでしょうね。
ところで、自分は40歳半ばくらいから質問に抵抗がなくなりました。単純に歳をとって図々しくなったというのもありますが、もし、自分の上司が恥をおして質問をする人をマウンティングする人だった場合、どうせ正当な評価は期待できないので、この下での出世は諦めて異動や退職で道を開くしかないですから。
恥をかくような質問をしても、それ自身で何か失うことは何もないとを学習したということですね。
ちなみに年輩の方に質問をすることは「ご褒美」だったりもします。
気難しそうな大先輩でも気軽に質問してあげてくださいね。
(いろいろ脱線して話が長くなるとウザいですが)
今週のお題「一気読みした漫画」
鋼の錬金術師でお馴染みの荒川弘さんの「銀の匙」は全巻で15巻と一気読みとしてはお薦めです。
テーマはズバリ農業ですが、裏テーマとして「命をいただくとは」「偏差値では測れない価値」「失敗してもいいんだ」「ビジネス起業」とか盛りだくさんですね。
どう考えてもこの高校は企業ならばブラック企業だけど、働くこと、生きることの楽しさを感じる漫画です。
アニメ化されていますが、是非漫画の方を読んでください。