未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

宇奈月温泉の源泉 黒薙温泉へ

富山県黒部散歩の続き。

 

黒部渓谷鉄道 黒薙駅構内(どこから駅の外か曖昧ですが)にこんな看板があります。

そう、宇奈月温泉はこちらの黒薙温泉から引いています。

温泉には旅館があり、そのホームページを見ると駅から600mで所要時間は20分。。。うん? 10分ではなく20分? 解説には「やや階段の多い山道」と書いてありますが、結構きつそうな予感。早速、裏の階段を上って目的地に向かいます。

上ったら下る。ハードです。
途中仲良しおじいちゃん4人組を追い抜き、先に進むと見えるのは

こちらは水路橋。この上流から前回の記事で紹介した新柳河原発電所に水を供給するためのものです。

さらに下にも同じく麓の発電所に水を送るための水路管があります。

というか、これからあの川が流れているところまで降りなければならないということか。。。

途中、こんな道も

屋根付き?

巨大な岩肌を流れる水を避けるためのものです。

思っている以上に水が流れていますので屋根よ、ありがとう。

やっと川の流れる音が近くで聞こえるようになった。

滝が見えます。名前は湯霧の滝だそうです。落差は20m、結構見応えあります。

そして、その滝つぼにほど近い黒薙温泉旅館に到着。今回は日帰り入浴で800円(2024年現在だと900円)。ここで山菜定食などの昼食を食べたり、部屋を借りて休憩することもできます。もちろん旅館なので宿泊もできます。ただし、部屋にテレビはなく、携帯電波状態も微妙なので、何もせず、大音量の川の流れる音を聞き、大自然を楽しむことができないと耐えられないかも。なお、旅館の人に頼めば耳栓は購入できるとか。

こちらは薬師堂。温泉と滝が近くにあるパワースポットですね。

こんな風情ある吊り橋もありますが電力会社の保安用なので渡ることは出来ないので残念。

旅館から川の上流方向を見ると

温泉を取り込む施設みたいです。

それほど大きくないけど、こちらが10軒程度だが知名度高い宇奈月温泉のホテルや宿の湯を賄っていると思うと凄いですね。

こちらはこの温泉の目玉でもある大露天風呂。この時は他に客がいなかったので写真もゆっくり撮影できました。(おじいちゃんたちが来るまで時間があったので)

横に更衣室があります。水着での入浴もOKなのですが、オッサンなのでもちろんマッパです。

5月新緑の山を眺めながらの露天風呂、天気も良くて最高。

泉質は無色透明の弱アルカリ性単純温泉。肌ツルツル効果があるそうです。

ちなみに7月から9月はアブ(現地ではおろろと呼んでいる)が出るので行くとしたら春か秋がおススメだそうです。この時がベストシーズンかも。

熱くなり過ぎたら湯船から外に出て、ぼぉーっと川の流れも眺めるのもいいです。

旅館の建物の方には休憩エリアがあります。ここには唯一のテレビがあり、衛星放送で大谷さんの試合をやってました。

窓からは湯霧の滝が見えます。帰りの電車の時間が気になるのでゆっくりできませんでしたが、ここでゆっくり過ごすのも良いかも。

建物の奥の方には内湯があります。掃除が終わったばかりで時間もなかったので貼りませんでしたが、ここで滝音を聞きながらの風呂もいいですね。

(つづく)