未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

入谷と言えば鬼子母神と朝顔

鶯谷散歩の続き。
鶯谷駅のそばにあった朝顔通りですがこちらの由来は

入谷の朝顔市ですね。朝顔市の歴史は古く、江戸時代後期から行われていたそうだ。
一時期途絶えていたが1948年に復活。現在は七夕前後の7月6日、7日、8日に入谷朝顔まつりとして行われています。日にちが固定のため、平日開催のことも多いですが2024年の今年は週末と重なったので訪問してきました。

鶯谷駅から朝顔まつりの会場の根岸一丁目交差点まで徒歩3分くらい。ここから入谷交差点までの言問通りに沿って朝顔を売る露店が並んでいます。

通りの先にはうっすらとスカイツリーが見えますね。

なお、この交差点傍のコーヒーショップはパンダがトレードマーク。まだ、ここは上野圏内ですね。

距離は約200mとは言え全て朝顔の店。なかなか見れない光景です。

朝顔が咲いている時間が良いと思い7時台に来たのですが賑わってますね。こちらの祭り5:00から始まっているので7:30でも早くないぞと言われそうですが。

値段は一鉢2,500円。種類に関係なく均一価格ですね。

朝顔って小学一年生でも育てることができるイージーな植物ですが一般的な朝顔とは違うちょっと品のある品種が多く実は育てるのが難しいのかも。さらに縁起物と考えるとこれを高いと見るか、安いと見るか意見が割れそうですね。

こちらは入谷朝顔の名物品種でもある団十郎(團十郎)。明治時代の入谷の植木職人、山崎留次郎が歌舞伎の市川團十郎の大ファンで衣装に使っていた柿渋色の丸咲き朝顔を「成田屋」(市川團十郎の屋号)として売り出していて、それが始まりだとか。

現在の基準で見ると華やかさに欠けますが、年を取るとこのような日本らしい落ち着いた渋さもいいですね。

また、この時々見かける団扇ですが

無料で配布しています。七夕らしいデザインですがスポンサーも夏らしい「金鳥」さんですね。

そして、こちらが入谷鬼子母神として有名な真源寺。知名度の割にはかなり狭いですがさらに多くの人で賑わっていますね。

混雑の中、一人一人が香炉への線香にロウソクから火をつけると大変なので

こんな感じで売っています。なんか屋台っぽい。

こちらが本堂。

最近リニューアルしたばかりですね。

狛犬の彫り物がちょっとファンキー。

こちらでお守りやお札を買うとその場で祈祷してもらえます。

今回はここでこちらの1,000円のお守りを買いました。

狭い境内ですがここでも朝顔は売っています。

また、福禄寿の前では

ツルが伸びないコンパクトな「つまみ朝顔」が売っています。

そして、おまつり会場の東端となる入谷交差点には「入谷朝顔発祥の地」の記念碑があります。約一時間くらいですが一年分の朝顔を楽しみましたね。

なお、言問通りのもう一方のサイドは飲食系の露店が並んでいますので普通のお祭りとしても楽しめます。

(おまけ)

ある朝顔露店の看板娘だそうです。

騒がしい人混みの中、大人しくいられるいい子達です。