麻布十番散歩の続き
フィリピン大使館ですね。フィリピンは5年前に仕事で行ったことあるので親近感がわきますね。
その東の坂は於多福(おたふく)坂と呼ばれています。坂の傾斜が途中で一度緩やかになり、また下がる様子が顔の真ん中が低いお多福の面を思わせるから、この名が付いたとか。それにしても縁起の良い名前ですね。歩くだけで幸運を掴めそう。
再び鳥居坂に戻り南下しようとすると、面白い形状の建物が。
ここを目指してみます。
鳥居坂を下り、都道319号線環状3号線を横断すると再び坂に。
こちらの坂は暗闇坂。おそらく昔は木々が鬱蒼としていて昼でも暗かったからこの名前になったと思われますが、今は明るい道路ですね。
坂の途中には
オーストラリア大使館。昔、カーナビの仕事でシドニーあたりの地図はよく見てたんですが現地には行けなかったので一度は行ってみたいです。現地法人との電話会議で08年(2008)のデータを"ゼロアイト"と呼んでいたのが懐かしいですね。
暗闇坂を上ったところで3方向に分岐。東側は大黒坂。ここも縁起良さそうですね。
南西方向は一本松坂。
一本松が残っています。武家の棟梁、清和源氏の始祖である源経基に関連した伝説が残っていてこれはその松の3代目または5代目だとか。また、ある説だとここは首吊塚とも呼ばれ、関が原の戦いで送られてきた首級を家康が検分して埋めた場所だとか。かなり物騒な話ですね。
一本松傍の長伝寺に例の建物が見えました。
こちらは元麻布ヒルズ フォレストタワー、家賃100万円を超える高級マンションです。施工は2002年と新しくはないが個性的な建物で立地も良いため人気で何組か著名な芸能人も住んでいるとか。かつてはカルロスゴーンもここに住んでいたらしいが。
さらに南下すると
アルゼンチンの大使館。
そして、この隣にあるのが安藤記念協会。1917年に竣工、100年以上の歴史を誇る大谷石による総石造りの教会です。大使館が多いということは昔から海外の人がこのあたりに居住していたということで必然的に古い教会もあったりします。
そして、その前には麻布氷川神社。
一見何の変哲もない小さな神社ですがここもセーラームーンの聖地。巫女のセーラーマーズ 火野レイの実家「火川神社」のモデルだそうです。
こちらの絵馬は三日月デザイン。やはりセーラームーンを意識しているのか?
こんなイラストを載せている人も多かったですが、やはりママ世代が多い感じですね。
そして、こちらの狛犬は何故か向き合っています。
このため、一部では恋愛の神様とか。。。
こっそり隠れているのに見つけるのが大変ですが。
(つづく)