2023年の妄想ブログ:
昔、巨大ショッピングモールはシニアにとって楽園?というニュースがあった。
シニアにとって「散歩」は健康維持のために有効な手段であるが、一人の散歩は不審者に見られるとか。しかし、ショッピングモールならば一人でも不自然ではないので良く利用するという内容だ。
確かに、平日昼間、住宅地や公園を一人でプラプラ歩いているのは怪しいかも。
これが、犬と一緒の散歩ならば自然なのだが、シニアは犬の寿命と自分の寿命を天秤にかけると、飼うことを躊躇するらしい。
そんな問題の解決を目的に開発され、最近話題になっているのが「散歩催促ロボット犬」だ。
このロボット、犬と言っても四足歩行型ではなく、タイヤのついた小型旅行トランクにメカ犬っぽい顔と尻尾が付いているデザインだ。というのも、自動走行するトランクをベースにしているからだ。
利用方法は簡単で、本物の犬同様、リード(引綱)をつけて外に出すだけ。あとは、歩く速度に合わせながら、勝手に主人の散歩についてくるのだ。また、何度か同じコースを散歩し、歩道の位置や障害物を学習すると、自動で主人を引っ張ったりするモードもあるそうだ。
さらに、時刻をセットしておけば、ワンワン吠えて散歩の時間を知らせてくれるというか、散歩を催促するそうで、外に出すと尻尾を振って喜んだりと、本物の犬には及ばないが、ちょっとかわいいアクションをとったりするそうだ。
散歩の様子が動画ニュースで配信されていたが、ロボットはいえ、確かに不審者っぽさは減るので、目的は達成しているようです。
価格は税抜き9万円と手軽に買える値段ではないが、シニアでなくても、諸事情で犬が飼えない人からも注目を浴びているようで、今後売り上げが大きく伸びそうですね。