2024年の妄想ブログ:
5年前には実験段階であったが、規制緩和された一部地域では、自動運転のロボットカーによる宅配便やネットスーパーの配達が生活の常識となってきた。
そして、いよいよ荷物だけでなく、人間も運ぶことが許可されることになった。
山梨県のとある農村地区で、スーパーマーケットの配達ロボットカーに人間が乗せて運ぶサービスが始まった。
使い方は簡単。スマホアプリで行き先をセットすれば、GPSで位置を特定して、利用者のもとにロボットカーが迎えに来てくれる。利用者そばの道路まで来るとスマホアプリが到着を知らせてくれ、同アプリの「乗車ボタン」をタップすれば、クルマのドアが開き、乗車することができる。クルマに乗ったら、「出発ボタン」をタップすることで、ドアが閉まり、自動で設定した行き先まで連れて行ってくれるというサービスだ。
ネットスーパーの配達がメイン業務のため、長いときは1時間くらい待たされることもあるが、利用料金はサービス地域内ならばどこまで行っても300円。65歳以上のシニアや18歳以下の子供は150円と、タクシーに比べ、かなりリーズナブルな料金だ。
待たされる不便さはあるが、到着予想時刻の誤差は5分以下なので、それほどストレスではないようだ。
サービスが開始して3カ月。最初は設定方法でまごついていたシニアの人たちも、すぐに慣れて、快適に利用できているようだ。
あと数年もすれば、全国各地で当たり前のサービスになりそうですね。