2024年の妄想ブログ:
以前、このブログでも紹介したAI後見人だが、
詐欺集団側も黙って見過ごすわけでもなく、監視の目を通り抜けるような施策を行っているようだ。
その中でも先日、ニュースになっていたのが「サステナブル少額詐欺」だ。
具体的には、食事や日用品を配達するサービスと偽って、老人とスマホ上で契約を結ぶ。
その後、あなたのエリアは利用できないと通知した後、こっそりと毎日千~二千円くらいずつ
引き落とすというものだ。
老人側は通知受け取り後、別に利用できなくなるだけで損もしていないのでいいかと、
そのまま放置。
監視AI側も、ランダムに記録されている、おにぎりとかキャベツなどの引き落とし時の品目名がそれらしい名前のため、すっかり騙されるというものだ。
詐欺に気が付くのに1か月から3か月くらいかかることから、
詐欺状態がサステナブル=持続しつづけることが可能ということで、この名が付いたそうだ。
一方、AI監視側も対策に乗り出し、複数ユーザ動向で「不自然な一致」がないかを監視し、
同一犯の犯行を検出できるようにしたそうだ。
この結果、3つの犯罪グループを摘発。
その後は、同様の詐欺被害者が激減したそうだ。
今後も、いたちごっこ的な戦いは続くと思うが、是非、AI後見人にはがんばってほしいですね。