未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)ファミリービジネスアプリ

2023年の妄想ブログ:

 

TBS日曜朝の番組「がっちりマンデー」は毎年1月にニトリ星野リゾートなどの有名な社長、会長が集まり注目ビジネスを紹介しているが、2022年は「クイックゲット」というサービスが紹介されていた。

about.quickget.jp

こちらはコンビニで扱っているような商品を宅配してくれるサービス。既に数年前からネットスーパーがあり、別に目新しさはなさそうだが、それらとの大きな差はスマホで注文したらすぐ届けてくれること。平均で10-15分、遅くても30分で届けてくれるそうだ。しかも営業時間の9:00から23:00の間ならいつでもOKだ。

賞品の値段は大手コンビニとほぼ同じ。手数料は配達1回につき一律250円。

どうやらUber Eatsや出前館などのフードデリバリーのコンビニ版という感じで、コロナ禍を通じて出前が便利だと気が付いた人たちが結構利用しているそうだ。

 

コンビニ買い物で250円というのは勿体ないと考える人もいるが、仮に利用者が年収400万円、手取りで315万円で1時間残業の1日9時間、月20日働くとして時給換算すると手取り1,460円(=315万円/12/20/9)だから、約10分相当の料金となる。つまり、外に出かける準備して、コンビニ往復して、品物をピックするいう一連の作業時間が10分を超えるならば、このサービスを利用して浮いた時間を仕事したほうがお得というわけだ。

 

しかし、これくらいだったら自分の子供にやってもらったほうがさらにお得なのでは?と考え、始めたのが最近話題になっている「ファミリービジネスアプリ」だ。

 

こちらのアプリを親と子供のスマホにインストール。親がアプリで買い物を依頼すると子供のスマホに通知される。子供は依頼を受ける操作をした後、買い物を行う。親が買ったものを受け取ったら、親がアプリで承認操作をすると代価としてポイントが貯まるというサービスだ。

 

貯まったポイントは1ポイント1円で毎月27日に親側のクレジットカードから子供側のPayPayなどの電子マネーにチャージされる、正に家族内のビジネストレーディング(商取引)だ。

 

代価のポイントは親が依頼ごとに50円から500円の間で自由に設定できる。また依頼上限があり、1日500円、1か月5,000円までとなっている。この上限により、アプリ間送金などの不適切な利用を最小限に抑えているそうだ。また、買い物の代金も親側のアプリ操作で子供側の電子マネーにチャージできる機能はちょっと便利でこのサービスの売りの一つとなっている。

 

最近は親が直接確認できない場合を考慮して、買ったものやレシートをアプリで撮影してエビデンス(証拠)として提出することでリモートで親に承認依頼する機能もついて、在宅ワークできない仕事の親から好評を得ているようだ。

 

基本、用件の依頼・承認、対価・経費の支払いという機能なので、買い物以外の掃除や洗濯などの依頼に使ったり、経費費用は先払いとするか後払いとするか、祖父母や兄、姉が親担当になるとか利用者次第でその運用ルールはかなり自由にできるそうだ。

 

しかし、これらのルールは喧嘩の火種になるのでサービス側では予め決めたルールをアプリに登録する機能を検討中だそうだ。

 

やはり、家庭内でもビジネスでは口約束よりも契約書があったほうが良いようですね。

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(Picture By Pixabay