2021年の妄想ブログ:
AIは中国が進んでいるとよく耳にしますが、2019年にこんなニュースがありました。
詐欺電話に対して、AIで応答。話を無駄に引き延ばして、詐欺商売を邪魔をするという、なかなか面白いアイデアですね。
しかし、詐欺側もAIを使うとなると、正に文字通り、何も生み出さない不毛な会話ですね。
一方、日本ではこんなAI会話サービスもありますが、
self.software今はマンガ家よりもコメンテータとしての活躍が目立つ江川達也氏の名作「まじかる☆タルるートくん」のタルるートくんのAIを用意されているようです。
もし、詐欺電話に対し、タルるートくんが受け答えをするならば、詐欺電話撃退に効果ありそうですね。
そして、最近ニュースで話題になっているのが、振り込め詐欺撃退用のAI囁きサービスだ。これは某大学が中国のベンチャーと共同研究しているもので、専用の電話アプリで、かかってきた電話を取ると、AIが相手の声を聞き取り、受話器越しに第三者として会話に参加し、ユーザーをサポートしてくれるというものだ。
具体的には、、、
・通話ONにしたとき、「〇〇さんから電話だよ」と、
電話帳未登録の場合、「知らない番号からの電話だよ」と教えてくれる。
・「息子の○○だけど、携帯電話無くして、、、」と偽られたときは、
以前の会話での声紋記録を照合し、怪しいときは、「前の電話番号は?」
と聞いたり、「おじいさんの名前は?」など、予め登録された質問をして、
正しい回答でない場合は、強制的に電話を切るようになっている。
・会話の内容が、市役所の還付金などのお金の話の場合、「改めて、市役所に
かけなおして確認してみようよ。」と助言。
電話を切った後、録音した通話内容と電話番号がサポートセンターに送られ、
サポーターから市役所に問い合わせる。詐欺電話であることが確認できたら、
警察への連絡と共に、不審電話番号としてサーバーに登録。もし、別の本
サービス利用者宛にこの電話番号から電話がかかってきた場合は、すぐ警察
通報するようになっている。
実用にはもうすぐ時間がかかるそうだが、かなり防犯効果が期待できます。自分の両親もいい年になってきたので、早く実用化して欲しいですね。