WHOもパンデミック宣言。観光、スポーツ、飲食、製造など様々な分野の産業がダメージを受けていますが、一方でこれをビジネスチャンスと捉え、新サービスを展開する企業もいるようです。
こちらはベンチャー半導体メーカーのザインエレクトロニクスが開発したシステムでサーモカメラで最大16人の体温を検知し、感染の疑いがある人を見つけるシステム。マスク着用の有無も検出できるとか。
こちらは2018年設立のベンチャー、株式会社データスコープが、台湾の鴻海集団と共同開発したもので、顔認証と体温検知で感染しているかもしれない入館者をチェックするシステム。仕組みまでは明確にしていませんが、これもおそらくサーモカメラを使った体温検知でしょうね。
一方、中国ではこんなニュースも。
ヘルメットに取り付けられた赤外線カメラで、37.3℃以上の発熱者を見つけるシステム。ロボコップ感あふれるシステムですが、この記事の写真がますますディストピアを彷彿させるさせますね。
さらにこんなシステムも。
ドローンでマスクをしていない市民を監視、注意するシステムだとか。
このパンデミックを機に、中国では監視社会に拍車がかかった(?)ようです。
それにしても、新型コロナウイルスが話題になってから、数か月でいろんなサービスが立ち上がっているようです。そこでは「ベンチャー」と「中国(台湾)」のキーワードを見かけますね。なんか、これから上を目指すぞうという、すごい熱量を感じますね。
一方、かつて技術が高いと言われていた日本の大手企業はちょっと元気がないです。瞬発性に関しては昔からあまりなかったですが、もう少しがんばって欲しいですね。