未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

3年ぶりのリアル開催CEATEC2022

今回は先日10/19に、仕事で行ってきたCEATEC2022の模様をレポートします。

CEATECとは国内最大のITとエレクトロニクスの国際展示会で、コロナ禍でここ2年ほどオンライン開催でしたが今年3年ぶりにリアル開催ということで訪問してきました。

開催場所は幕張メッセ。神奈川の自宅から行くと片道2時間弱。

浦和の夢の国よりも遠いですね。

最寄り駅はJR京葉線海浜幕張駅

海浜幕張駅と言うとプロ野球 千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅。そして、なんとロッテリアが北口と南口の両方にあったりする。こんな事情をつゆ知らず会社の人とロッテリアで待ち合せたら、見事にハマりました。

そして、こちらがCEATEC会場内。

久しぶりのリアル開催だが、うーん、隙間が多く人でも少ないかな。

こちらはフォーラムエイト。土木・建築設計に使うソフトパッケージを開発している会社ですが、自動車の走行シミュレーションソフトで最近注目を集めています。

自動ブレーキ、自動運転で需要が高まっているようです。

こちらはその技術を使ったVR+3D回転するシート。前後の宙返りはできないみたいですが「側転」でぐるっと一周してました。

昭和の終わりにゲームセンターにあったセガアフターバーナーを思い出しますね。

youtu.be

こちらはintelとアマゾンのクラウドサービスAWSのブース。

装飾に段ボールを使っているのがアマゾンらしいですね。

intelAWSと言っても実際展示されているのはそのサービスを使っている企業の製品やサービス。こちらm2labo(エムスクエアラボ)は農業に関連する企画や技術開発を行う会社。

こちらは農作業用のビークル。デザインも従来の農業イメージを壊す、いい感じに仕上がってますが、それだけでなく変形します。

http://fb.watch/gfJFHGdEbh/

この時はデモをやってなかったのですが、ちょっと見たかったですね。

こちらのコーナーは行列ができていて見るのを諦めた京セラの空中ディスプレイ。

本当は空中に映像が浮いているように写し出されますが、横から見ても全然わかりませんでした。見れなくて残念。

https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2022/002032.html

こちらはソニーのブース。こちらはブースに入るのに10分くらい並びました。

目玉は先日発表があったソニーの電気自動車 VISION-S。

ホンダとの協業であるが、いよいよ電機メーカーが自動車開発に本格参入ですね。

フロントグリルにカメラとスマホみたいのはレーダーか?

ドアミラーにもカメラが3つ。

このドアミラーを壊したら、取り付け&向き調整作業などで10万円くらいかかりそう。

こちらは大画面LEDを背景に合成映像を撮影するためのスタジオシステム バーチャルプロダクション

カメラが前後左右に動くと連動して背景も動きます。数百メートル先の背景であればカメラの位置が移動しても背景の見え方は変わらないが十数メートルの背景だと、近くのものは大きく、遠くのものは小さく動かないと不自然に見えます。これは、その背景の動きを高速演算して、リアルタイムに描画して、自然に見せるシステムです。

こちらは合成後の画像ですが、ライティングをもう少し暗くすれば、かなり自然に見えることがわかります。(本当は動画の方がわかりやすかったのですが)

これでスタッフ全員がロケに行かなくとも済みます。現時点で映画品質の画質までいくかどうか不明ですが、テレビドラマだったら十分ですね。低コストで撮影ができるから、将来的にはアマチュアの人たちにも開放して面白いドラマが作られるかもしてませんね。

こちらは電機メーカーらしからぬ製品パッケージの展示。

SDGsの一環でプラスチックを使わない梱包材を展示してました。

ソニー以外も今回はどこのブースもSDGsを連呼してましたね。

今回CEATEC内で”METAVERSE EXPO JAPAN 2020”のエリアが個別に設けられていました。

こちらは凸版印刷(TOPPAN)の3D Meta Viewer。

通常VRシステムではヘッドマウントディスプレイを使ったりしますが、着脱が面倒で、私のようにメガネ利用者だと使いにくい面がありました。こちらは大画面モニターを使ったVRシステムで、自分の位置や視線の向きにこちらの帽子に付けられたセンサーで検知します。

こちらのパーツは重くはなく、普通の帽子をかぶる感覚でした。

今回はVRカーディーラーで自動車を見るというコンテンツでしたが、位置や視線の検出精度はかなり高く、違和感なく自動車を眺めることができました。これは早めに実用化して欲しいですね。自宅での野球やサッカー観戦で使いたいです。

その他、大日本印刷(DNP)もこちらに出展してました。

アナログの印刷の仕事が縮小する中、このVRというコンテンツ世界に力を入れているようですね。

最後に今回の戦利品(ノベルティグッズ)の一部。

定番のボールペンの他、ウェットティッシュが時代を感じますね。

 

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