今週のお題「卒業」
前回の記事では尾崎豊の卒業を扱いましたが、その中のコメントでもでてきた、菊池桃子と斉藤由貴は外せませんね。
菊池桃子の卒業(Graduation)は、ちょうど中学卒業の時の曲でした。
当時、自分が入学した高校で噂があったのが、イメージビデオの撮影で、自分たち高校の教室と近所の桜並木を使う話があったが、教頭が教育上、良くないという理由で反対して、流れてしまったとか。真偽は不明でしたが、みんなで悔しがっていました。
斉藤由貴の卒業も同時期のリリース曲で、個人的はこちらの詩のほうが好きでした。
「制服の胸のボタンを下級生たちにねだられ...」
自分にその思い出はないのですが、未だにこの習慣は残っているようですね。
「あぁ、卒業式で泣かないと、冷たい人と言われそう。
でも、もっと哀しい瞬間に、涙はとっておきたいの。」
卒業式では必ず泣くというのが定番だったが、この表現はちょっと新鮮でしたし、共感できましたね。
改めて調べると、菊池桃子側が作詞 秋元康、作曲 林哲司、斉藤由貴側が作詞 松本隆、作曲 筒美京平と、どちらも当時を代表するヒットメーカーの曲だったんですね。
(尾崎豊の卒業も同じ85年リリースとは、この年は本当に豪勢でしたね。)
また、卒業曲ではないですが、「セーラー服と機関銃」というか来生たかおの「夢の途中」も好きです。
「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの遠い約束」
哀しいイメージのある「さよなら」という言葉への認識が変わりましたね。