2023年の妄想ブログ:
以前、なんでもこれからのビジネスはサブスクだという時期があった。
サブスク(サブスクリプション方式)のサービスとは、いわゆる1か月定額〇〇円で〇〇放題というサービスのこと。利用者側は単独で利用するときより安い金額で利用でき、さらに金額固定なので安心してたくさん利用できるメリットがある。一方、サービス提供者側も安定した収入が得られるため、運用固定費の財源の心配もなく、投資計画も立てやすいというメリットがある。
個人的な話だが、数年前からネットの漫画読み放題があるけど、古かったり、マイナーだったり、アダルトに偏ったりということで契約する気にはなれなかった。
すると、最近3時間500円、8時間800円でマンガ読み放題の新しいオンラインレンタルサービスが始まった。値段は既存のサブスクより高い設定だが品揃えが良くほとんどの最新のメジャーな漫画がほとんど網羅できているのが特長だ。
この品揃えを実現したのは、元々漫画喫茶を経営していた会社が、漫画喫茶と同じような料金体系の時間貸しとする形で出版社と使用権料を交渉することでこのサービス、つまり、オンライン上の漫画喫茶を実現したということだそうだ。
とは言ってもサーバー維持費などはかかるが喫茶施設はないので、実店舗の漫画喫茶よりは安い料金体系になっている。2020年のパンデミック以降、実店舗の漫画喫茶経営は苦しかったので、このサービスに社運をかけているようだ。
このサービスは個人的には数か月に1度の頻度で漫画を10冊借りて読むという習慣があるので、非常に使い勝手の良いサービスである。これ以外でも頻度は少ないので、サブスクではなく、少々高めの料金で良いから使いたいという声に応えるサービスが今までの反動で出てくるかもしれませんね。
なお、このサービスは実店舗利用時にも、自分のスマホで利用できるそうです。せっかくマンガ喫茶に行ったのに読みたい漫画が他の人にとられ悔しい思いをすることが減りそうですね。