未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

SF=スペースファンタジー?

今週のお題「SFといえば」

 

SFといえば「スターウォーズ」ですね。

 

当時、スターウォーズはSF大作のと紹介されていたのでSFは「サイエンスフィクション(空想科学)」ではなく「スペースファンタジー」だと勝手に思い込んでいました。

70年代、ロボット関連のSF作品が多かったのですがその多くは宇宙が舞台だったり、または舞台は地球でも宇宙からの侵略者と戦う話が多かったので、ロボットが登場する宇宙モノをSFだと中学生になるまで勘違いしていました。だから、仮面ライダーはSFではないと、ウルトラマンは宇宙が関連するので少しだけSF要素ありと友人と語り合っていました。(今思うとかなり恥ずかしい)

 

話をスターウォーズに戻すと、子供の頃、初めて映画館で見た洋画がスターウォーズエピソード4でした。そこで心奪われたのは空想世界の話なのに圧倒的なリアリティーのある特撮映像。小学1,2年生の頃、再放送でウルトラマンシリーズを見ていましたが、街や飛行機はアップの映像になるとミニチュアだということは一目瞭然でした。しかし、スターウォーズはハンソロの宇宙船や戦闘機のX-WING、そして要塞惑星のデススターの精巧さはミニチュアとは到底思えず、C3POR2D2のロボットも金属でできた「着ぐるみ」ではなく実際に機械で動いていると思っていました。

 

当時の映画館は入れ替え制ではなく途中入場ができ、入った時丁度、ゴミ処理施設で両方の壁が迫ってきて危機的な状況。いきなり手に汗握るシーンに目が釘付けになりました。そのシーンから最後まで見た後、改めて最初から最後まで見ました。後半の展開は分かっていたけど、それでもワクワクしながらスクリーンを凝視。2度目でも最後の爆発シーンまでドキドキしっぱなしでしたね。

 

おそらく高精度のCGに慣れた今の小学生が見たら子供騙しの特撮かもしれませんが、短いながらも積み上げてきた常識を覆すような映像に衝撃を覚えたあの感覚は今でもはっきり覚えています。

今の時代の方がいろんな映画が気軽に見れますが、そんな体験をできた分、当時の小学生の方がある意味幸せなのかもしれませんね。

 

(こちらはアメリカハリウッドのチャイニーズシアターのC3POとR2D2の足跡)