未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

念願の箱根仙石原のススキ そして第3新東京市

今回は季節外れですが、昨年秋に箱根仙石原へ行ったときの写真です。

 

そもそも実家のある三島市静岡県とはいえ神奈川県箱根町は隣町。自動車で30分も走れば箱根町なので昔からよく行っていたのですが芦ノ湖から南側が多く、北側も大涌谷止まり。仙石原は通り過ぎるくらいだったが、以前からススキを見てみたいと思っていたので今回満を持して訪問することに決定。

コロナ感染が落ち着いたのを見計らい、11月、実家に帰省する途中で立ち寄る計画を実行。すると、東名高速の御殿場付近まで事故で大渋滞。復帰が見込めなかったので厚木から小田原厚木道路を進むコースに。しかし、箱根新道で小田原の麓付近から大渋滞。紅葉シーズンだということを忘れてました。

www.hakone-ashinoko.net

ここで心が折れそうになりましたが初志貫徹。少し遠回りになるが渋滞を回避して芦ノ湖スカイラインを行くことコースを選択。実は学生のころ、距離の割に料金が高いというイメージがあり今まで一度も使ったことがなかったのでここも初めて。カーナビの案内では600円。まぁ、それほどでもないかと小銭を用意しながら、余裕の50代だったがETCが使えない手渡しの料金所で「800円です」。思わず「えっ、800円」と声に。

「そうなんですよ最近値上げしまして、すみませんね。」

50代でも少し躊躇しましたが、千円札を渡しました。

ただし、道路は空いていて、スカイラインの名に恥じない景色の良さに加え適度にコーナーやアップダウンもあり気持ちよく走れます。さすがCMやカーグラフィックなどの新車紹介の試走で使われる道路なだけありますね。

途中、レストハウスフジビューで休憩。この日は残念ながら富士山は見えなかったのですが駐車場に何かのイベントなのか30台以上のAudiがずらりと並んでいたのは壮観でした。Audiに乗っているような人はここの道路の料金はどうとも思ってないのかも。

一方、芦ノ湖はバッチリ。こちらの写真は駒ヶ岳。頂上にあるのはロープウェイの施設ですね。以前、記事に書いたスケート場があったのはここです。

そして南側には

箱根神社の鳥居が見えます。左側は神社そばの湖の縁にある平和の鳥居。右側の鳥居は箱根駅伝の中継で有名な元箱根港そばの第一鳥居ですね。

芦ノ湖スカイラインの湖尻料金所を抜けて5kmくらい北東に進むと、仙石原のススキのスポットに到着です。ススキのシーズン中(9月から11月)は臨時の無料駐車場が開いていたりしますが10分から15分歩くということで、少しでも時間短縮で有料駐車場(500円)を利用しました。と言っても無料駐車場が混雑してなければ往復で10分も得しませんが。

こちらはこの写真の通り、ススキの原の中に一本の道があるだけです。

上から見たGoogle Mapの衛星写真だとよくわかりますが、本当何もありません。

11月下旬だとシーズン終盤でだいぶ穂が落ちていますが、念願のススキを見ることができました。時刻は15:00台でしたが西側に山があるので、あと10分もしたら太陽が隠れるところでした。500円出して有料駐車場を使った意味が若干ありましたね。

黄金色に輝くススキ。この時間帯は最高でしたね。

北側にはススキ原が広がります。草原の中に入ってみたくなりますが、それはNGでしょうね。

帰りにこのスポットのそばにあるローソン箱根仙石高原店に立ち寄ります。

こちらは別名「第三新東京市店」。ここ仙石原はエヴァンゲリオンの舞台、第三新東京市が作られた場所なんですね。

お店の中の冷蔵、冷凍ケースもこんな感じ。この明朝体の「冷凍中」の文字を見るとちょっとテンションあがりますね。

仙石原は箱根の山々に囲まれたカルデラ内にある平地。外部からの侵略に対抗すべく、ここに都市をつくる自然要塞という発想なんですね。実際は空からの襲来が多いのですが。

なお、帰りも芦ノ湖スカイラインを使ったのですが一部区間が車の走行音が「残酷な天使のテーゼ」となるメロディーペーブになっています。制限速度に近いスピードで一定の速度で走ると丁度良く再生させれます。エヴァンゲリオンファンの人は是非これにチャレンジしてみてください。