未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

ある静岡県民の冬スポーツの思い出

今週のお題「冬のスポーツ」

 

静岡出身にとって雪が降るのは大イベント。

先日のニュース記事に雪でテンションが上がるのは沖縄県民の次に静岡県民だと書かれていましたが、正にその通りです。

静岡県で10cm以上積もるのは15年に1度くらいでしょうか?

 

40年以上前の小学一年の時に大雪が降って(おそらく20cmから30cmくらい)、その時に高さ1mくらいの雪だるまを作ってその横に並んで撮影した写真が今も実家の両親の寝室に飾られています。

 

ちなみにその雪だるまは全て雪ではなく土台部分に大きな石が積まれたのは二日後くらいに雪が溶けたときに知りました。真冬でも晴れていれば日中は10度以上になるのですぐに溶けてしまいますね。

 

大学を出てから東京、神奈川に住んでこんなにも雪が降るんだと感動したものです。

 

でも、静岡県全エリアで雪が降らないかと言うとそんなことはありません。

 

富士山頂付近は9月末には初雪が降りますし、1から3月ころは富士周辺の御殿場や箱根山麓には雪が降ります。小学校低学年のころまで、山間部から降りてきた自動車の上に15cmくらいの雪が乗っているのを見かけると、父親がプラスチックのスノーボートを持って御殿場や箱根の別荘エリアに連れて行ってくれて、道路斜面を使ってそり遊びを楽しみました。今考えると、冬は別荘利用者がいなくて道路で遊んでも危険がないというライフハック(生活の知恵?)だったんですね。

 

小学校4年くらいになると友達同士でバスに乗り、靴のレンタル料が無料になる割引券を持って箱根の駒ケ岳にアイススケートに行きました。ローラースケートより1本の歯で滑るアイススケートは滑りやすく、スピードがでました。また、バックもできたのでみんなで競い合って技を覚えました。交通費以外のお金は持ってなくて、現地では家から持ってきた冷たいおにぎりを食べてましたけど、メチャクチャ楽しかったですね。

 

中学以降ウィンタースポーツは特にやってなかったが、敢えて冬のスポーツと言うならば体育の「マラソン」ですね。

正直言って嫌いでした。

本当、疲れるだけで何が良いのか全然わかりませんでしたね。それなのに静岡の冬の天気は95%割以上が晴れか曇り。雨天中止がなかったのもつらかったです。

 

そして最悪なのは高校の時で、学校そばの狩野川を走ったのですが遠くに見える富士山がどんだけ走っても遠いまま。永久に走らなければならないという絶望感が本当つらかったです。

 

ちなみに、静岡県が舞台のキャプテン翼で翼君がドリブルをすると「尺」(放映時間)を伸ばすため、サッカーなのに10人以上の敵を抜いてもゴールが見えないけど、競技場背景の富士山を徐々に動かすことでゴールに近づいている表現を使っていたので、それを見ていつも「そんなわけないだろう」といつもツッコミをしてましたね。

 

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