どうでも良いが、父も自分も弟も下の名前は昭和の良くある名前トップ10に入る名前でした。小学校の算数教科書の文章問題で3人の名前が出たときは心の中で苦笑いしてました。
最近、こんなニュースがありました。
自分が小学生(昭和40年代後半)のころは、ほとんどの家は電話帳に個人の電話番号の掲載を許可していましたね。
自分と漢字も含め同姓同名がいるかと調べたら、市内に一人いました。
ちなみに父と同じ名前は三人もいました。
そんな懐かしいハローページですが、大学3年のころ、あるアルバイトでお世話になりました。
それは電話による市場調査アンケートです。
電話帳のあるページから、あるページまで上から順番にかけていき、調査対象のCMに対する印象を聞き取るアンケートです。
当時住んでいた静岡県は関東と関西の文化が混ざっている地域で、新製品を全国展開する前のパイロット版調査でよく使われていました。
そのアンケートで扱ったCMは大豆を使った模擬肉製品「ソヤファーム」という製品のCMでした。かなり、時代を先取りしてましたが、製品そのものは食べたことありますが、悪い商品ではなかったのです。しかし、CMはアクが強いオバサン2人が「たんぱくしっかりソヤファーム、脂肪すっきりソヤファーム」という謎歌を繰り返すもので、正直言ってイメージがよくありませんでした。
そもそも、見知らぬ人が電話をかけてきている時点で先方は警戒しているのですが、さらに「ソヤファームに関するアンケートです」と言った瞬間、「あれ、嫌いなの」と言われてガチャ切りされたりと散々でした。
ノルマとしては20代は〇〇名、30代は〇〇名という感じで設定されていて、結局、500件くらい電話をかけた思い出があります。
ノルマは3日くらいで達成しましたが、アンケートの結果は稀に見る低評価だったらしく、その1か月後くらいにはCMが流れなくなり、同じバイトをした仲間同士で俺たちの仕事が役に立ったと飲み会で乾杯しました。
ちなみに大学2年でオフィス掃除のバイトをしたとき、某ドリンクメーカーで見たことのない緑のパッケージの空き缶が、回収したゴミ箱の中に大量に入ってました。
それらは、その数か月後に新発売された無糖の紅茶でした。
今ならば、見つかるとSNSにアップされるので、極秘に捨てられるのだけど、昔はおおらかな時代だったですね。
今週のお題「お父さん」