2035年の妄想ブログ:
2004年1月1日より前に作られた映画の著作権の期限は50年だそうです。
2025年に昭和後期の1975年ころに作られた映画が著作権フリーとなり、次々とワンコインDVDとして売られ50代、60代を中心に一大ブームとなりました。あれから10年、とうとう、その流れがアダルトビデオにも波及し、続々と1,000円DVDとして売られるように。モノがモノだけにそれほど騒がれていませんが結構な売り上げを上げているようです。
著作権フリーと言っても制作会社のオリジナル映像ソースから作成しているわけではなく、当時販売されたVHSビデオテープからコピーしている点でかなりグレーなモノではあるが、既に制作会社が倒産していたり、このDVDを作っている会社を特定して賠償を求めても大した金額にならないということで実質容認という感じだそうです。
そこで一つ疑問なのがそもそも現在に比べると画質が悪いVHSビデオテープでさらに50年経過してかなり劣化もしているのではと思いますが、どうやらマニアの人で良い状態で保存していたが亡くなったときの大量処分で手に入れて、さらにその映像をAIによりクリーニングするのでシーンによっては寧ろ当時よりも画像が綺麗になっていることもあるそうです。
購買者は当時を知っている人は70代が多いですが、20代、30代も意外と設定が新鮮に感じられたり、怪しい売り場でDVDという「モノ」で購入して再生するという、背徳感のあるドキドキがあったりしてウケているとか。物心ついたときからネット配信が当たり前だったりする世代がわざわざDVD再生機を購入して見ているのは、何か面白い話ですね。
アダルト系の映像も手元のスマホから無料で見れる時代ですが、いつの世もこのようなものは背徳感も重要だったりするのかもしれませんね。