未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

「サボりたい」と思う前に「サボる」のが正解

今週のお題「サボりたいこと」

 

小学校の時、インフルエンザと忌引きで3日休んだ。中学校の時は腹痛で1日休み、高校の時は皆勤賞で目覚まし時計をもらった。体が丈夫ということもあったが、サボることは良くないことと刷り込まれていて、毎日学校へ行くことに何の疑問も持っていなかった。

 

大学に入り、授業をサボっている人を多く見かけるようになった。中にはバイトやパチンコに明け暮れてほぼ毎日来てない人もいたが、成績が良い人でも体調に関係なく時々サボっていることを知って、たまにならサボっても良いのでは思えるようになった。

 

しかし、12年間、とにかく毎日真面目に学校へ行くという習慣が大きく変わるわけではなかった。でも、時にサボっても罪悪感を感じないまでには成長(?)しましたね。

 

ところで、今回のお題の「サボりたいこと」ですが改めて考えてみると特にないです。というか、先ほどの学生生活を通じ「サボること」は悪いことではないと考えるようになり、さらに社会人になってからはむしろ「サボること」は体や心を休める重要かつ必要なことと捉えるようになり、サボりたいと思ったときはその時点でサボるようになったためですね。

 

あと、サボるのではなく「先延ばし」という技を覚えたのが大きいです。昔はやらなければならないことがある場合、どんな状況でも可能な限り早めに処理しようとしてましたが、最近は気乗りがしないときは明日でも良いことは明日にしようと即断し、そのための英気を養うために全力で休もう(または残りの時間の仕事は軽く流そう)と考えるようになりましたね。いつまでもモヤっとした気持ちで逡巡(しゅんじゅん)しない、休むことを躊躇(ためら)わないことがポイントです。

 

とは言っても、自分も40歳前半くらいまではそこまで割り切れるほどではなかったですが、先延ばしのサボリを何度か経験して、少しもサボらず頑張った時と成果の差がどれくらいあるかを客観的に知ることで、ようやくこの境地に辿り着けましたね。

 

そもそも40歳過ぎると体も心も無理が効かなくなり、自然に休んでそのことを知るようになったというのが真実かもしれませんが。

 

ということで皆さんもサボりたいと思う前に上手にサボる。

明日のためにサボりましょう。