今週のお題「サボる」
よく考えると「サボる」をテーマにした記事を昔からよく書いていた。
昭和時代の教育で「サボる」のは悪であると教えられ頑なに守ってきたけど、経験を重ねるごとにこの考えは正しくないと思えるようになったからだろう。
子どものころ、小学校では2年の時インフルエンザで2日、5年生の時祖父の忌引きで2日休み、中学校、高校では皆勤賞。とにかく休むことに抵抗がありました。
さすがに大学になってからは授業を休むこともありましたが、体調が良くサボり目的で休むことはなかったですね。
その後、社会人では有給休暇と言う法律上はどんな理由でも休んで良い権利を得たので年に2回くらいサボるための休暇をとるようになりました。吉祥寺や下北沢に出かけて怪しいアジアンな雑貨屋を覗いて、ちょっとリッチな一人ランチをしたり、鎌倉の寺巡りや鎌倉高校前駅で降りて海岸でボーっとしたりとか。
そしてリフレッシュできたことを実感できるようになり、やっとサボることは必要なことだと肯定できるようになりました。それでも突発ではなく数日前には届け出を出していましたが。
ところで、サボるの反対語は何かというと、頑張るとか勤しむ(いそしむ)になるでしょうが、学校や会社だったら毎日ちゃんと登校、通勤して席に着いていることなのかも。変な話、席に着いて、居眠りさえしてなければサボっていることにならないのかも。
頑張っているように見える、勤しんでいるように見えるがサボるの反対語なのかもしれませんね。
一方、現在リモートワークの仕事では普段の仕事している姿は見えないので過程(プロセス)よりも成果物(アウトプット)で評価するしかない。真面目に机に向かっていようがサボっているように見えようが指示した成果物が期日までに仕上がっていればOKなので、ある意味サボるという言葉は無いのかも。
なお、パソコンのマウス操作ログで真面目に仕事をしているか監視するシステムもあるようですが、こんなのを使わないと仕事しているか評価できない会社ってちょっと今後の先行きが心配になりますね。