2019年の妄想ブログ:
2000年代に入り、電車ドアの上に液晶モニターが設置され、次の駅の案内やCMが流れるようになった。最初に見たときは70年代生まれのおじさんから見たら、ちょっと未来を感じる感動があった。
そんな風景も首都圏では、ここ数年当たり前だったが、2017年から本格導入された山手線E235系車両はロングシートの上にも3台のモニターが設置されていて、ちょっとインパクトがあった。1車両は4ドア。ドア上の2台が4組、ロングシート上の3台が3組、それらが両面あるので、1車両あたり34台の液晶モニターが設置。その眺めは壮観でしたね。
そんな車両を使った企画が昨日テレビで放送された。それが「電車deカルタ」
ルールは普通の競技かるたと基本同じ。それぞれに競技者に1車両ずつ割り当てられます。最初に専用のスマホアプリ上に各自25枚の札が配られたら、競技者はスマホを操作して、車両内の液晶モニターに配置します。配置が完了し、合計50台のモニターに札が表示されたら(残り18台は単なる白い紙を表示)、15分間の暗記タイム。暗記が完了したら、ホームの定位置に競技者が立って、競技開始です。
1つの車両は7つのブロック(4ドア+3ロングシート)に分かれて、7つの早押しクイズ用のボタンが用意。そのブロック内の札が読まれたら、そのボタンを押す。先に押した人が札を取ったことになります。また、お手つきなどのルールも競技かるたと同じです。最初の配置はスマホを使っていますが、競技そのものはアナログな、昔のテレビ番組「風雲たけし城」のような体力勝負でした。
電車を使う意味がどれだけあるんだ?という突込み満載な企画ですが、けっこう面白かったですね。
是非、正月には10車両使って、5対5の団体戦をやって欲しいですね。