2021年の妄想ブログ:
ホームドア設置で減ってはいますが、未だに見かけるのが「駆け込み乗車」
「駆け込み乗車」は、その行為自身が危険なのもありますが、そのために発車が遅れ、運行ダイヤに支障が生じ、他の乗客にも迷惑がかかるというデメリットもあります。
昔は駆け込み乗車をすると、車掌が強い口調で「駆け込み乗車はおやめください」と車内アナウンスをしてましたが、最近は録音(または機械合成音声)の注意音声が流れるようになっているのが多いですね。そのためか、乗客も鉄道会社側も「迷惑掛かっているんだぞ!ゴラッ!」という怒りの空気感が薄まっているような気もしますね。
そんなことを思っていたら、最近首都圏の某鉄道会社が駆け込み乗車時、ドア上のモニターに注意画面を表示する機能を試験導入したというニュースをやってました。
この機能は、駆け込み乗車有無をカメラで検知し、検知した場合、車内アナウンスとともにモニターでの注意喚起を自動的に行うようになっていますが、アナウンスでは「3号車で、、、」というようにどの号車で駆け込みがあったのかを明確にし、モニターでも該当号車の表示は赤色を強めに配色したデザインにしているようで、駆け込み乗車した人に対し、より強く訴えるような演出となっているようです。
ニュースの中で、アナウンサーが駆け込み乗車を試してみましたが、一瞥するくらいですが、他の乗客の眼差しが痛く、二度とやらないと思わせる心理的効果は大きいとコメントしてました。
以前、こんなニュースもありましたが、乗車マナーというアナログ的なものを、ITを活用して改善していく取り組みは、今後も増えていきそうですね。