2021年の妄想ブログ:
昔、ベルギーブリュッセルの駅の通路を、ほろ酔い気分で歩いていたら、警官っぽい人に呼び止められた。パスポートを見せろと言われたが、ニセ警官もいるということで、強い態度で本物の警官か?と尋ねたら、IDカードを見せてくれました。それで、こちらもパスポートを見せましたが、しかし、よく考えたら、警官のIDカードが本物かどうかわからないので、騙されてもわからなかったですね。
そんなことを思い出したのは、最近、国による身元照合アプリサービスが話題になっているためだ。これはNHKの集金やセールスマンなどが、訪問先の人に自分の派遣元を証明するためのアプリサービスだ。
しかし、QRコードは簡単に偽造ができ、これだけでは安全性が不十分なため、さらに合言葉認証を採用しています。
合言葉は毎日更新され、訪問者は毎朝派遣元の施設内にて、その言葉を録音し、そのデータをサーバにアップします。訪問時は、訪問先の人は身元照合アプリでQRコードを読んだ後、さらに訪問者に合言葉を言ってもらい、サーバ内の音声データと照合。合言葉そのものとしゃべり方の特徴を照合して、その訪問者が派遣先から送られた正規の人であると証明するようになっています。
こちらのサービスはインターホン越しの会話でもほぼ98%の精度で正しく照合できるとか。ここまでできれば、不審者対策としてかなり有効ですね。
一方、信用度がアップした分、もし、このセキュリティーが破られたとき、騙されても気が付かなくなるかも。
破られないように祈るしかないですかね。。。
ベルギーブリュッセル ギャルリー・サンテュベール(世界最古のアーケード)